6月に半袖はちょっと早い?今から買えるユニクロUの薄長袖トップス
寒暖差の厳しい日が続きます。
日中は28度なのに、夜になると14度…。
ここから梅雨に入るわけですから、もうわけがわからない…。
9月とかもそうですが、こういう中途半端な時期って何を着るか困るんですよね。
もう暑苦しいので半袖でいいか、となりがちですが、梅雨の時期から半袖を着ると雨で体が冷えてしまい、体力が落ちてしまったり。
まあ、体力を気にして服を着る人なんていないと思いますが、コロナのこともありますし…。
そういうこともあり、半袖の出番は少し後回しにして、今はロンTくらいがいいんじゃないかなと。
ユニクロUクルーネックT
ただ。
今年はコロナの影響もあり、春服は買わなかったという方も多いのではないでしょうか。
僕もおおよそそのクチで、梅雨シーズン用の薄長袖は買っていなかったんですね。
う~ん困ったと思っていた矢先に、フワフワ…と頭に浮かんだのがユニクロU。
そういえば「クルーネックTはいいぞ」とみんな言っていたような?
そういうわけで、急遽買い合わせたのがこちらのロンT。
「厚くなく、乳首が透けない」という、まさにこの時期のためにあるような一着です。
こちら、ぱっと見でもなかなかいいデザインで…。
そもそもなんですが、生地がいいんですよね。
中厚手くらいで、ちょうど乳首が透けない程度。僕は先天的に『人よりも乳首が硬い』という才能を持っているので助かります。
一枚で着るTシャツの条件は易々クリアです。
そしてよ~く見てみると、このマテリアルがまた不思議な魅力を持っていて
よく見るとなんですが、細い糸で編んであるので、うっすらと艶が。
程よい加減でわざとらしさもなく、Tシャツでありながら、あまりチープな印象がありません。
Tシャツには2種類あって、ガサッとした生地感のものと、ツヤっとした生地感のものがあります。
どちらがいいということはなく、それぞれカジュアル寄りかドレス寄りかという話なんですが、
客観的事実としては、この価格帯でツヤっとした生地感のものは少ないんですよね。
それは値段の関係で加工できなかったり、使える糸に限りがあったり、あるいは数を編まないとなので細い糸で何着も編んでいられなかったり…様々な理由があるんですが。
その中で、このTシャツはかなりいい線を行っているなと…。
ツヤがあって、使いやすい生地感。
引き合いにだされやすい、ヘインズやフルーツオブザルームにも引けを取りません。
この時点で出来のいいアイテムなんですが、ディティールの凝り具合がすごい。
首元は、補強性が高いとされている、タコバインダー仕上げ。ボディと同じ生地のテープを縫い合わせて、補強してあります。
一般的な「ロックミシン」で縫われるものと違い、丈夫でヨレにくくなっています。
しっかり編みこまれて、ツヤ・伸縮性ともに優れたリブ。
これは特に、本当にきれいに編みこまれていて…。これはぜひ、実際に手に取ってみてほしいところです。
あと、今までのユニクロのリブってすぐヨレヨレになったものですが、これは何回か洗っても全然ヨレません。プチ革命ですね。
そして、一番びっくりしたのが、このポケット裏の補強布。
裏返して眺めてるときに見つけたんですが、こんなところまで作りこまれているのかと。
確かに胸ポケットってヨレやすいですが、そんなとこまでやる、おまえ…普通…頭おかしいだろ(突然の罵倒)
これだけ凝って作ってるの、すごいなと。
もちろん、3つともセレクトショップオリジナルくらいの価格帯なら、やっているディティールです。
タコバインダーも海外製のTシャツなら、わりと主流ですし。
ただ、このディティールすべてを実装している、というところは少ないんです。
それをこの価格でできるっていうのは、本当にユニクロの企業規模のなせる業です。
無地Tシャツって価値が感じにくいアイテムだと思うんですね。
服の情報が「素材」と「シルエット」の2つしかないので、同じ価格で買えるのなら、結局ストレートに価値が感じられる、デザインのある服にお金を払ってしまうんですよね。
だから『1万の無地Tシャツ』と言われると、しり込みしてしまったり。
そういった中で、コレは価格に対する満足度が高いアイテムかなと思います。
1990円、税込みで2150円ですね。
この価格でこのクオリティですから、5月下旬でもセールをしない強気な姿勢にもうなずけます。
たしかに『これなら買っておきたい』と思わせてくれるような一着でした。
少しずつサイズ欠け、色欠けが出てきていますが、一応まだ在庫はありますので。
6月の服足りないな…という人は、ぜひ試してみてください。
お読みいただきありがとうございました✊