【おすすめ小物紹介】エンダースキーマのグラスコードで首元を彩る
小物紹介、第3弾。
今回は、グラスコードの紹介です。
エンダースキーマのグラスコード(Henderscheme Glass cord)
『Henderscheme Glass cord』
Color :NATURAL
Size :FREE
Praice:\4,620
エンダースキーマ(Henderscheme)というブランドの、ヌメ革のグラスコードです。
エンダースキーマはドメスティックブランドですが「素材の良さを楽しむ」という感じで、かなりシンプルなのが特徴。
今回のグラスコードも、例にもれずかなりミニマル・シンプルになっています。
まず素材は、エンダースキーマ十八番のヌメ革。
ヌメ革というのは簡単に言うと「あんまり加工してないレザー」ですね。
色染もされていないので、使い続けるとあめ色に変色していくのが特徴です。
エンダースキーマはヌメ革を使ったプロダクトが多く、長く使って自分だけの風合いにしていく、というのが基本の流れ。
使い続けると革が煤(すす)けたようになり、使い込んだアンティーク家具のような、静寂な美しさになります。
目立つのは素材くらいで、ほかに装飾はありません。
最低限のコバ処理(革端のやすりがけのこと)だけ行われており、かなりミニマルに作られています。
強いて言うなら、ジョイント部分くらいでしょうか。
真鍮とゴムで作られてあります。
この「ばね」みたいな金属を動かすことで、ホールの広さを調節できるので、どんな眼鏡にも取り付けられるようになっています。
ただ、それは機能面での話で、デザインとしては小さめの金具とあいまって、かなりミニマル。
フチの細い眼鏡と合わせると、本当に小枝のように繊細な雰囲気になります。
ドメブラというとデザインが重視されがちですが、こうした素材の良さを活かしたプロダクトもすごくいいんですよ。
シンプルなんですが、だからこそ使いやすく。
主張が少ないからこそ、うまく馴染んでくれますね。
いい意味で「野暮ったい」とは?
アイテムの魅力としては、さりげなくこなれて見える、というものですね。
困ったときの、ネックレスなどの代替品になってくれます。
かなり感覚の話になりますが、
例えば、厚手のニットに、ウール地のステンカラーのコートを合わせて、首元に何かが欲しいっていうとき。
でもそういうときに、ネックレスだと少しシャープすぎると思うんですね。
そこで役に立ってくれるのが、こういったグラスコードです。
統一感をくずさずに、首元に情報量を与えてくれる。
ただまあ、そんなのは極端な話で。
ネックレスくらいならトラッドファッションなんかでも使われるので、絶対に「これじゃなきゃダメ」ってわけじゃないんですよ。
もっといえばちょっと、おじいちゃんみたいですしね…?
アクセサリーとしては、少し野暮ったさがあるかなと思います。
ただ、その野暮ったさが、いいんですよね。
ニューバランスなどもそうですが、その少しの野暮ったさが、バランサーとしてうまく機能してくれます。
先ほど挙げたニットやステンカラーと合わせたときでも、こなれて見せながらも上品なスタイルを崩し過ぎない。
一目で「オシャレだな…」というよりかは「なんかちょっと…いいな」といったような、程よくこなれた雰囲気にしてくれるんですよ。
エンダースキーマはやはりこの、モードとリアルクローズのニュアンスが上手いなと思いますね。
普段シルバーアクセサリーを付けない方とか、まだアクセサリーを持ってない方にとくにおすすめです。
とくに、エンダースキーマのものは先ほども言ったようにシンプルにできているので、使いやすいですし。
カッコよすぎず、けれどしっかり演出してくれますよ。
カラーは2色展開。
ブラックはモード系、ナチュラルはヨーロッパ系のトラッド・カジュアルなど…。
少しではありますが、それぞれ違った雰囲気になるので、自分の系統と相談しながら決めるのがオススメです。
自分は使いやすさ重視のナチュラルでした。
秋冬のアクセサリーにお悩みのかたは、ぜひ。