ユニクロU2020SSラストレビュー!今からでも買うべきおすすめのアイテムは?
今年も大人気だったユニクロU。
発売から3か月経ったこともあり、ほとんどのアイテムは売り切れ状態に。
20SSもいよいよ佳境に入ってきた、という感じがします。
ただ、そんな中でも、実は再入荷があったり、
「これはオススメしたい!」というアイテムが残っていたり。
今回はそんなアイテムの中から、とくにオススメなアイテムを紹介します。
エアリズムオーバーサイズクルーネックT
今シーズンより入ってきた新作で、まごうことなき今期一番のヒットアイテム。
裏地にエアリズム、表地にコットン、というダブルフェイスような作りのTシャツです。
普段同じアイテムは買わないんですが、こればかりはついつい2色買いしちゃいました。
使っていて感じるのは、やはりその機能性の高さ。
汗をかいてもすぐに乾いてくれますし、汗ジミもほとんどできません。
僕は信じられないくらいドバドバ汗をかくので…汗シミ出来ないのがかなり助ってます。
また、洗ったらすぐ乾くので、夜に部屋干せば次の日には着れるという便利さも。
本当にエアリズム感覚で着れるトップスなので、重宝しています。
ただこのTシャツ、一番気に入っているのはマテリアルで…。
この、ハイゲージニットのような、ヌメっとしたツヤ。
おそらくコットンとエアリズムの配分と…少し加工がかかってると思うんですが、とにかく美しい。
この値段帯って、基本的にHanesやcamberといったアメリカ製のTシャツが主流です。
そういうTシャツって太いコットンで編んであるので、ガサッとした、粗野な質感になっているんですよね。
上の画像はUの普通のクルーネックT。アメリカ製のTシャツはだいたいこんな感じのイメージです。
別に粗野な質感が悪いわけじゃないんですが、
客観的事実として、この価格帯でこういったニットっぽい、粘りのあるツヤTって本当にないんですよ。
「ワードローブを増やす」という意味で、これはいいなと。
アメリカ系Tシャツのようなガサッとした質感はありませんが、とにかく品が良くて使いやすい。
1枚で着て、スラックスにタックインするだけで品良く見えますし、
半袖のシャツとか、ニットベストの下に入れても、仕事してくれますしね。
こういう「機能性服」って、特化しすぎてデザイン性が全然ないってことがよくあるんですが、エアリズムTはきちんと両立できていて素晴らしい。
代替品として使われがちなユニクロですが、このアイテムは他ブランドでも代わりきかないんじゃないかな。
まだ持ってない人は、かなりおすすめですね。
ジャージーショートパンツ
そしてもう一つオススメしたいのがコチラ。
色物ショーツが欲しいな、ということで買った、ダークオレンジのジャージショーツです。
少し話がそれますが、今期のユニクロUは本当にクオリティ高かったですね。
エアリズムTのような主役級のアイテムはもちろんですが、他にもひっそり環境に刺さるアイテムが多かった印象。
こちらも、あまり注目はされてなかったですが、なかなかの環境アイテムです。
マテリアルは綿のジャージ生地。
ストレッチが効いていて、引っ張るとグインと伸びます。
ただこれ、ジャージとは言うものの、あまりジャージっぽくはないです。
グインと伸びるとは言っても、一般的なジャージほどは伸びませんし。
そもそも、ジャージと聞くと「学校で使ってた分厚くてテカテカなやつ」を連想すると思うんですが、そういった質感はあまりなくて…
イメージでいうと、高密度のコットンに近いですね。薄いんですがハリがあって、発色のいいダークオレンジカラーです。
夏の日差しと相性がかなり良くて、陽光に当てるとこれまたキレイにツヤが出るんですよ。
夕焼け頃はきれいなノスタルジックカラーになって、そこがまた気に入っています。
シルエットは無駄のないボックスシルエットで、かなりスッキリした印象。
ショーツって、パンツの中では難易度が高いです。
「ショーツ」というと聞こえはいいですが、言ってしまえば、つまるところ短パンですからね。
一般的なショーツは幼く見えるので、日本人には使いづらいんですよね。
一昨年からプッシュされてますが、未だ馴染まないのはそういう背景もあるのかなと。
じゃあ難易度を下げるにはどうするか、というと、
シルエットや生地感など、どこかにスッキリした要素があることが重要です。
ガサッとしておらず、ツヤとハリのある生地であったり、スッキリとしたシルエットであったり。
このショーツは、まさにその要件を満たしてくれた一着かなと。
生地感であったりシルエットであったり、ショーツ特有の野暮ったさを解消してあるので、ショーツの中でもかなり使いやすい。
黄~茶あたりの色味と合わせると、上品にまとまります。
「とりえあえず」で買ってもいいくらい、オススメですね。
ただ、一つだけ惜しいところがあって…。
当日のレビューでも言ったんですが、フライ部分がないので、ちょっとレディースっぽい…。
フライとは、要するに社会の窓です。メンズのパンツにはこれが常備されているんですが、実はレディースにはないんですね。
そういうこともあって、これだけいいデザインなのに、ちょっとレディースっぽいという…。
フライ部分を見せるような着こなし、タックインなんかはあまり向きませんね。
基本はシャツで裾を隠すように着ています。ここだけちょっとな~~~。
ただ、それを加味してもお釣りがくるほどのクオリティではあります。
このシルエット、発色で2990円。
カラーショーツとしては破格の値段設定なので、色物が好きな人にはぜひおすすめしたい一着です。
こちらもジワジワ人気で、色・サイズ欠けが発生してきていますので、欲しい場合はお早めに。