benchのタッセルベンサン レビューとサイズ感!世界に誇る日本の「ベンサン」!
ドン。
奈良発信の、今最も熱いブランド「bench」より、ベンサンです。
『便所サンダルじゃん』
はいその通りです。
しかし、ただの便所サンダルではありません。
その道40年の熟練職人が作り上げた一流のサンダルなのです。
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bench BENSAN-D TUSSEL
こちらキルトとタッセルのついた、ローファーっぽいベンサンです。
そのインパクトの強さと話題性で、各メディアに取り挙げられ人気が大爆発。
便所サンダルという、一見不信な名前にも関わらず、とんでもない売れ行きでした。
どこを探しても売り切れに次ぐ売り切れで、ついにはメルカリで1万円以上で取引もされてしまう現実。
一応前々から知ってはいたんですが、取扱店舗の少なさとその人気の高さから実際に見ることができなかったんですよね…
今回は実物を見ることができ、満を持して購入しました。
選んだ色はブラック、使い勝手を考慮しました。
他カラーも大変魅力的だったんですが、あまり奇抜な色を選ぶと、ただでさえ目立つのにさらに目立っちゃうかな…?ということで黒に。
新色のホワイトやネイビーもかなり魅力的だったんですけどね。
ブラックだと遠目に見たら革靴っぽいですし、便所サンダル感も少ないのでコーデの難易度も低いかなと。
ボディは加工を施したPVC素材。
特別な素材ではなく、普通に便所サンダルの素材です。
ただ、臭いが付きづらかったり水で劣化したりしないので、夏向きですね。
元々トイレでの使用が想定されているだけあって、抗菌力がすごい。
キルトタッセルの部分はレザー。
しっとりしたいいレザーです。
コバ処理も(レザーの端をキレイに磨く処理)もしっかりしてあるので、便所サンダルなのに妙な高貴さがあります。
本革なので、磨いたら光りますし、経年変化も楽しめます。
そして、結構すごいなと思っているのが内部。
足の形にしっかりとフィットするように設計されているんですよね。
何がすごいって、つま先や土踏まずの部分が少し盛り上がっており、足の隅々までピッタリ沿うようにできています。
しかも、さらに靴の奥側には凹凸があり、歩いているときに足が抜けないよう配慮されていたり…。
足を入れると、カチッと音がしそうなくらい、ピッタリ沿うんですよね。
便所サンダルを舐めていました、めちゃめちゃすごいな。
ここもすごいと思うんですが、裁縫もとても綺麗なんですよ。
PVCってかなり固い素材なので、縫うのにも力がいるし、何より安定して真っすぐ縫うのが難しいんですが…。
こうやって購入してレビューしてて感じたんですが、語れるところがメチャクチャあるんですよね。
今まで何気なく履いていましたが、こんなに計算されて作られているのかと、なんだか感動しました。
価格は約6000円と、便所サンダルとしては高く感じますが、これだけ技術の詰まった「靴」と考えれば、妥当だなあと思います。
なんなら「便所サンダル」というレッテルさえなければ、もう少し高くても売れるんじゃないでしょうか。
インタビューでも仰っていましたが、海外とかなら結構売れそうですよね。
サイズ感
サイズ感についてですが普段ニューバランスを26.5㎝で履いている僕でXXL(26.5~27cm)を選びました。
XLサイズ(25.5~26㎝)がピッタリだったんですが、店員さん曰く「ジャストサイズだと足が痛くなりやすい」とのことだったので少しゆったりめのサイズを買いました。
レザーシューズは伸びますが、こちらはバリバリのケミカルシューズ。
馴染んだりしないので、たしかにその通りでした。
踵の部分が少し余りますが、春秋に分厚い靴下を履くことも考えると、このサイズで正解でした。
最後に
今回買ったベンサンの紹介でした。
ちなみに、今回はキルトタッセルのタイプを紹介しましたが、他タイプもあります。
刺繍入りとか、ダブルモンクとか。
こちらはよりモードな雰囲気で面白いですね。
便所サンダルということで、最初に見たときは少し戸惑いましたが、なんやかんや買ってよかったですね。
靴って良い物を探すと何万円とするので、そう考えるとコスパがよかったかな、という感じです。
お読みいただきありがとうございました✊