
出典:https://ponmegane.com/brand/lesca/
最近はメガネを見る機会も増えました。
特に、レスカやギュパールなど、フレンチヴィンテージを踏襲したフレームや、モスコットの「レムトッシュ」など、個性的でレトロな形。
ファッション感度の高い人たちに注目されており、街中でもよくかけている人を見かけます。
最近は目がいい人でも伊達でかけたり、より注目度を増していますよね。
さて、そんな注目を集めるメガネですが、さまざまな新ブランドが参入する中で、今回は特にオススメしたいブランドを。
「ユウイチトヤマ」のメガネの紹介です。
YUICHI TOYAMA(ユウイチトヤマ)とは
「Neutral(ニュートラル)」をコンセプトに、シンプルでありながら独自性のあるアイウェアを展開するブランド。
ウェリントン、ボストン、クラウンパントといった普遍的な形をベースに、オリジナルのギミックやパーツを駆使して、前衛的なアイウェアを提案しています。
もともとは2009年にUSHというブランドでスタート、2017年に屋号を「ユウイチトヤマ」に改め再スタートされています。
最近では、鯖江の中でも最高峰の技術を使用したハイエンドライン「ユウイチトヤマ5」や、定番型を手に取りやすい価格で展開する「ユウイチトヤマD」など、新しい展開も。
日本のセレクトショップはもちろん、海外でも注目の集まっているブランドです。
YUICHITOYAMA(ユウイチトヤマ) U-129
そんなユウイチトヤマ。
今回はそんな中からオススメの1本を紹介します。

その名も、インナーメタルシリーズの「U-129:。
フレンチヴィンテージの定番である「クラウンパント」の形をベースにしています。
より丸みをつけて、個性的ながらかけやすいコンパクトなデザインが特徴です。

特徴的なのがインナーメタルという、フレームの中にチタンを埋め込んだデザイン。
目の周りにゴールドのチタンを一周まくことで、フレームをより立体的に見せています。
これが角度によって、きらりと光って美しい…。
ゴールドですが、インナーに入ることでいやらしいギラつきがないんですよね。
あくまでさりげないアクセントになっており、カッコいい。

素材は熟成させたセルロースアセテートを使用。
寝かせた生地を何度も磨くことで、たっぷりとした深みのあるツヤになっています。
この昏みがかったダークグリーンの色合い。
派手な色と思われがちですが、実はグリーンのセルロイドは遠目に見ると黒に近い色味になっています。
この黒に近いグリーンが、インナーメタルと好相性で。
目元が立体的に見えるので、より掘りが深く見える…という、打算的な効果もあります。

寝かした生地は、余計な油分がないので丈夫かつ、顔へのアタリも良いんですよね。
調整する方の腕によるところもあるのですが、顔にピタッ…と沿うので、かけていても気持ちがいいというか。
「面で支える」という言われ方をするのですが、無駄な力が一切入らないので、夜までかけていても疲れません。

メガネってどうしても、物自体が個性的なので、かけると同じような印象になりやすいんですよね。
(オシャレな人のマネがしやすいので、良くも悪くも、というところはあるんですが)
ユウイチトヤマのいいところは、静謐な雰囲気はありながら、「あれっ」と目を引くような個性的なデザインになっているところ。
個性は欲しいけど、派手さはいらない、という人には間違いないブランドです。
メガネをお探しの方、おすすめですよ。