ニットに代わる新提案、ペンドルトンのウールシャツ
いよいよ本格的に寒くなってきました。
さすがにシャツとかだと、アウター羽織っても寒いですね。
そろそろ春先まで使えるトップスを手に入れておきたいものです。
さて、この時期のトップスと言うともちろんニット。
編み方やシルエットでバリエーションも多く、「ニット」と一言にいっても十人十色ならぬ、十着十色です。
今回はたくさんあるニットですが、とくにおすすめなニットを紹介…といきたいところなんですが。
すこし趣向を変えたアイテムを紹介したいと思います。
実は、この季節に着れる「シャツ」があるんですよ。
ニットやフリース類もモチロンおすすめしたいんですが、今年とくにおすすめしたいのがこの「ペンドルトンのウールシャツ」です。
PENDLETON(ペンドルトン) WoolShirts
ペンドルトンはアメリカの老舗ウールブランド。
150年以上前にブランケット工場から始まり、今でも上質なウールアイテムを生産している、高級ウールブランドです。
そんなペンドルトンの定番アイテムがこの「ウールシャツ」。
その名の通りウールで作られたシャツで、普通のシャツよりフワフワとした風合いが魅力です。
特徴としては、この生地感。
ウール100%なんですが目がギュッと詰まっており、ふっくらとした質感。
近づいてみればわかりますが、ニットらしい柔らかさがありながら、きちんと品の良さも感じさせるテクスチャ。
シンプルに美しい、そしてあったかい。
日中なら本当ににコレ一枚で過ごせるくらいになってます。
ウールですがゴワゴワもせず、シャツらしいサラッとした着心地。
さすがに「ブロードシャツのように」とはいきませんが、レイヤードしてもこのように難なく収まってくれます。
このおさまりの良さは、さすが老舗ウールメーカー。
素材の良さや着心地の良さがストレートに感じられるのが良いんですよね。
パッと羽織るとほっこりした気持ちになれます。
加えてもう一つの魅力が、このシルエット。
ジャストサイズを選ぶと、ウール特有の「縮み」で、わりとピチッとしたサイズ感になっちゃうんですが、
少し大きめのサイズを選ぶと、このようにいい感じのゆとりがでます。
アームホールのたっぷりとした溜まりや、ゆとりのある身幅。
襟口も少し広くできているので、リラックスした雰囲気が出しやすいんですよね。
上品なんだけど、少しいなたい。
このバランスが今の気分によく合うなと。
オーラリーなんかもそうですが、わかりやすいシンプルな上品さではなく、
足元にクッションを作ったり、少しくすんだチェックシャツを提案したりと「崩し」の提案も増えてきました。
昨年はついに、デニムもお披露目されましたしね。
本ブログでも何回か言ってますが、エレガンスへの準備に向けて、バランスの取れたアイテムが増えてきているような印象です。
そういう意味でも、このほどよいいなたさ、野暮ったさっていうのはわりといいバランスだなと。
パサパサのウールだとこうはいきませんが、良いウールを使っているので、きちんと上品さもありますしね。
冬のトップスにバリエーションを与えてくれるので、ニットシャツ、おすすめですよ。
ペンドルトンというとオープンカラーが有名ですが、自分が推すならやっぱりレギュラーカラー。
チェックシャツ、ウール素材、オープンカラー…となると、情報が渋滞するので少し扱いづらくなります。
2,3着目の選択肢には良いと思いますが、着回しを考えるなら、まずはノーマルなレギュラーカラーがおすすめです。
おわりに
ペンドルトンのウールシャツ、買って一年になりますが、気に入っています。
あったかいので出番も多いですし、タイトルの通りニット代わりに使えるのがとくによきです。
さらに寒くなったらニットの中に入れて「ウール×ウール」のレイヤードもできたりもして。
当然ですが、メチャクチャあったかいです。地味ライフハック。
定番アイテムだけあって、デザインのパターンも多いので、自分だけのお気に入りを探したりするのも楽しいかもしれません。
古着屋さんとか、今はネットでも在庫も多いので、ぜひこの冬はオリジナルの「ウールシャツ」探してみては。
お読みいただきありがとうございました✊