90s

ニットに代わる新提案、ペンドルトンのウールシャツ

いよいよ本格的に寒くなってきました。

さすがにシャツとかだと、アウター羽織っても寒いですね。

そろそろ春先まで使えるトップスを手に入れておきたいものです。

さて、この時期のトップスと言うともちろんニット。

編み方やシルエットでバリエーションも多く、「ニット」と一言にいっても十人十色ならぬ、十着十色です。

今回はたくさんあるニットですが、とくにおすすめなニットを紹介…といきたいところなんですが。

すこし趣向を変えたアイテムを紹介したいと思います。

実は、この季節に着れる「シャツ」があるんですよ。

ニットやフリース類もモチロンおすすめしたいんですが、今年とくにおすすめしたいのがこの「ペンドルトンのウールシャツ」です。

PENDLETON(ペンドルトン) WoolShirts

ペンドルトンはアメリカの老舗ウールブランド。

150年以上前にブランケット工場から始まり、今でも上質なウールアイテムを生産している、高級ウールブランドです。

そんなペンドルトンの定番アイテムがこの「ウールシャツ」。

その名の通りウールで作られたシャツで、普通のシャツよりフワフワとした風合いが魅力です。

特徴としては、この生地感。

ウール100%なんですが目がギュッと詰まっており、ふっくらとした質感。

近づいてみればわかりますが、ニットらしい柔らかさがありながら、きちんと品の良さも感じさせるテクスチャ。

シンプルに美しい、そしてあったかい。

日中なら本当ににコレ一枚で過ごせるくらいになってます。

ウールですがゴワゴワもせず、シャツらしいサラッとした着心地。

さすがに「ブロードシャツのように」とはいきませんが、レイヤードしてもこのように難なく収まってくれます。

このおさまりの良さは、さすが老舗ウールメーカー。

素材の良さや着心地の良さがストレートに感じられるのが良いんですよね。

パッと羽織るとほっこりした気持ちになれます。

加えてもう一つの魅力が、このシルエット。

ジャストサイズを選ぶと、ウール特有の「縮み」で、わりとピチッとしたサイズ感になっちゃうんですが、

少し大きめのサイズを選ぶと、このようにいい感じのゆとりがでます。

アームホールのたっぷりとした溜まりや、ゆとりのある身幅。

襟口も少し広くできているので、リラックスした雰囲気が出しやすいんですよね。

上品なんだけど、少しいなたい。

このバランスが今の気分によく合うなと。

出展:https://www.fashion-press.net/collections/gallery/63086/1094375

オーラリーなんかもそうですが、わかりやすいシンプルな上品さではなく、

足元にクッションを作ったり、少しくすんだチェックシャツを提案したりと「崩し」の提案も増えてきました。

昨年はついに、デニムもお披露目されましたしね。

本ブログでも何回か言ってますが、エレガンスへの準備に向けて、バランスの取れたアイテムが増えてきているような印象です。

そういう意味でも、このほどよいいなたさ、野暮ったさっていうのはわりといいバランスだなと。

パサパサのウールだとこうはいきませんが、良いウールを使っているので、きちんと上品さもありますしね。

冬のトップスにバリエーションを与えてくれるので、ニットシャツ、おすすめですよ。

ペンドルトンというとオープンカラーが有名ですが、自分が推すならやっぱりレギュラーカラー。

チェックシャツ、ウール素材、オープンカラー…となると、情報が渋滞するので少し扱いづらくなります。

2,3着目の選択肢には良いと思いますが、着回しを考えるなら、まずはノーマルなレギュラーカラーがおすすめです。

おわりに

ペンドルトンのウールシャツ、買って一年になりますが、気に入っています。

あったかいので出番も多いですし、タイトルの通りニット代わりに使えるのがとくによきです。

さらに寒くなったらニットの中に入れて「ウール×ウール」のレイヤードもできたりもして。

当然ですが、メチャクチャあったかいです。地味ライフハック。

定番アイテムだけあって、デザインのパターンも多いので、自分だけのお気に入りを探したりするのも楽しいかもしれません。

古着屋さんとか、今はネットでも在庫も多いので、ぜひこの冬はオリジナルの「ウールシャツ」探してみては。

お読みいただきありがとうございました✊