グッドプライス

服好きのユニクロU2020AWメンズレビュー あのアイテム、買いました。

 

ユニクロUとは

元エルメスデザイナー、クリストフルメールとユニクロがコラボした、特別ライン。

上質な生地やシルエットで、シンプルながら上品なスタイル提案されています。

ユニクロらしい、コストパフォーマンスの高さも魅力。

 

毎シーズン安定しているユニクロUですが、

今期はとくに良いアイテムが多かった印象。

自分も3つ買いました。過去最高。

 

今回は、それぞれのアイテムをランク形式でレビューしていきます。

(コロナの影響もあり、いくつか着ていないアイテムがありますが、ご了承ください)

 

万人におすすめなアイテムは★

自分が買ったアイテムは〇

で表記しています。

気になる方は目次からサクッとどうぞ。

 

ではさっそく行きましょう。

アウター

まずはアウターから。

着丈のバランスが良く、着やすいアイテムが多かったです。

一目ぼれで買っても、失敗しにくいラインナップでした。

ハーフコート

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431341-000/00?colorCode=COL31

 

おすすめ度:B+

おすすめサイズ:ジャストサイズ

トラッドな雰囲気のハーフコート。

裏地にはシームテープもあり、デザインだけなく、防水性も兼ね備えた機能性アウターです。

 

シルエットはきれいなボックスシルエット。

シンプルなデザインと相まって、ワイドパンツなどと合わせるとミニマルな印象になります。

 

個人的にわりといいな~というアイテムだったんですが、13000円がちょっとネック。

それでも安いんですけどね。

 

お金に余裕があって気に入ったら、というアイテムでした。

デニムワークジャケット ★

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E435125-000/00?colorCode=COL69

 

おすすめ度:A

おすすめサイズ:ジャストサイズ

 

前期のカバーオールを短くし、ジャケットにしたタイプ。

コンパクトなシルエットに、デザインが「これでもか!」と詰まっており、羽織るだけで存在感が出ます。

 

濃淡あるデニムに、モダンなゆったりとしたシルエット。

純粋にデニムジャケットとしてのクオリティが高いので、まだデニムアウター持ってないという人は、とくにおすすめです。

コーデュロイパデットブルゾン

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431343-000/00?colorCode=COL08

 

おすすめ度:B+

おすすめサイズ:ジャスト~+1

カーハートのマディソンジャケットっぽい、ライトアウター。

これが意外とよかった。

 

短丈+ゆったりとした身幅、美しいバランスで、使いやすいです。

優秀なドリズラージャケット、という感じでした。

 

『中綿+コーデュロイで野暮ったくなるだろうな…』と思っていたんですが、

アームやスソの絞りであったり、さっきも書いた丈と身幅のバランスであったり、

デザインにメリハリがあるので、わりと上品に着れます。

 

シンプルに、使いやすいドリズラージャケット。

これも、わりとおすすめです。

ウールブレンドフリースジャケット

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432516-000/00?colorCode=COL18

 

おすすめ度:B

おすすめサイズ:ジャスト

大きめの襟に、ボクシーなシルエット。70’sを彷彿とさせるデザインです。

 

今回のUではとくにデザイン性の強いアイテムで、事前人気も高かった一着。

前評判では「ドメブラっぽい」と話題でした。

 

ただ、そのドメブラっぽさが問題で。

デザインが尖ってるので、着る人を選びます。

 

大きな襟やポケットの存在感に顔が負けてしまい「着られてる感」が出やすい…。

万人には勧めづらいデザインです。

 

ただ、自分は難しかったですが、着こなせればカッコいい。

暴れ馬のようなアイテムです。

店舗に行った際は試してみては。

フリースシャツジャケット(長袖)

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432963-000/00?colorCode=COL38

 

おすすめ度:B+

おすすめサイズ:ジャスト~+1

 

前年同様、CPOシャツを元にしたフリースシャツジャケット。

19AWが60’sをベースにしたのに対し、今回は恐らく40’sモチーフ。

片ポケットになったのでワーク感が薄まり、よりシンプルになりましたね。

 

ただ一方、ポケットがなくなってアウター感が薄れた印象。

前みたいにTシャツを見せて着るというよりかは、ボタン全部閉めて着たほうがきれいに着れました。

 

ただ、秋はアウター、冬はインナーというように、使いまわしやすさは健在。

『去年欲しかったけど、買えなかった…』という方は試してみてください。

 

 

 

以上アウターでした。

おすすめ順としては、

デニムワークジャケット

フリースシャツジャケット=コーデュロイパテッドブルゾン

ハーフコート

ウールブレンドフリースジャケット

です。

セーター・カーディガン

次はセーター。

こちら、なかなかの当たり年です。

いいアイテムが多かった。

ライトウェイトローゲージクルーネックセーター(長袖)★

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432745-000/00?colorCode=COL32

 

おすすめ度:A+

おすすめサイズ:ジャスト~+1

ざっくりした編み目の、ローゲージセーター。

いいですよ、これ。

 

ユニクロU史上、最高のもっちり感。

こんなにゆったりしたテンションで編めるのか、ってくらいローゲージになってます。

 

こういうローゲージニットって、ゆっくり編まないといけないので、大量生産に向かないんですよね。

そしてその分、高くなりやすいという。

 

そんな中で、この質感で、この値段かと。

 

オンラインストアの画像だとマットに見えますが、

実物はしっかり凹凸があり、きちんとあたたかみのある質感。

 

発色もいいですし、これが4000円はいいなと。

間違いなく、万人におすすめできるニットです。

メリノブレンドポロセーター(長袖)〇

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432923-000/00?colorCode=COL09

 

おすすめ度:A

おすすめサイズ:+1~2

 

これ、買いました。

ウールのニットポロシャツ。

 

黒+ウールで、シャープな印象なんですが、丸襟のおかげでアンニュイさもある。

デザインのバランスがいいので、長袖ポロって使いやすいんですよね。

 

特にこのポロはウール混ということで、しっとりとしたツヤ感も素晴らしい。

子供っぽくなりがち、あるいはおじさんっぽくなりがちなポロシャツも、きちんと上品に仕上がってます。

ちょっと、某ニットブランドっぽい。

 

インナー使いはもちろん、一枚で着てもきちんとサマになるのでおすすめです。

今までシャツばっかり買ってきた…という方は、せっかくの機会なのでチャレンジしてみては。

 

ただ一つ注意なのですが、少し肩幅が狭く作らています。

なので、少し大きめを買うのがおすすめ。

 

野暮ったくなりそうですが、

スソのリブがしっかりしてるので、きちんとメリハリあるシルエットになります。

 

買うなら、+1~2サイズで。

リブタートルネックセーター(長袖)〇

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E432921-000/00?colorCode=COL49

 

おすすめ度:B+

おすすめサイズ:+1~2

 

こちらも買いました。

前年に引き続き、タートルネックセーター。

 

色味、シルエットともによく、

2サイズ上げると、腕やスソにほどよい「たるみ」ができて、これがまた愛らしい。

 

アクリル混ですがチクチクも少なく、

「シンプルに品のいいタートルネックが4000円」ということなので、買っとこうかなと。

 

ただ正直なところ、価格以外で去年からのアップデートはないです。

首はそこそこキツいままだし、シルエットもそんなに変わってません。

 

個人的にイエローの色味(正確にはキャメルやマスタードのような茶色っぽい黄色でした)が気に入ったので買ったという。

なので使いやすさでいえば、ローゲージセーターのほうがおすすめ。

 

こちらはタートルネック探してたらおすすめ、という感じですね。

 

以上セーターでした。

おすすめ順は

ローゲージセーター

ニットポロ

タートルネック

です。

シャツ

シャツは特に変わらず。

シルエットや生地は引き継いで、カラバリや柄が増えてます。

いい意味で、安定してましたね。

ブロードシャツ(長袖)★

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E428976-000/00?colorCode=COL08

 

おすすめ度:A

おすすめサイズ:ジャストサイズ~+2

 

定番のブロードシャツです。

生地感はJWアンダーソンみたいな感じで、ハリのあるコットン。

 

シルエットやディティールも目立った変更なしで、まさに定番という感じ。

 

ただ、今期は色味が美しいですね。

30NATURALはとくに品のいいベージュで、本家ルメール感があります。

 

盛り上がってすぐ売れる、とはいかないと思うんですが、じわじわ売れてプロパーでなくなるパターンかなと。

使い回しもしやすいので、欲しい方はお早めに。

ブロードストライプシャツ(長袖)〇

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431385-000/00?colorCode=COL11

 

おすすめ度:B+

おすすめサイズ:ジャストサイズ~+2

 

これも買いました。色は63BLUEです。

上のシャツの、柄違い。

 

白・ネイビー・水色のストライプで、レトロな風合い。

 

自分がペールトーンを集めていることもあり、ついつい買ってしまいました。

 

使いやすさでいえば上のシャツに軍配が上がるんですが、

代わりに独特のいなたさがあります。

 

80.90年代のサラリーマンのような、枯れ感…。

古着とか好きな方に刺さるやつです。いいですよ。

Tシャツ・スウェット

スウェットプルパーカ(長袖)セットアップ可能 ★

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431333-000/00?colorCode=COL10

 

おすすめ度:10PINK が A

おすすめサイズ:+1~2

 

これはちょっと例外。

PINK10が大変いい色味なので入れました。

 

ちなみに、ピンクとは言ってますが、実物はベージュよりです。

 

ミニマルなピンクベージュっていう色味なんですが、とにかく上品に見えるんですよ。

海外ストリート、とくにパリのストリートシーンなんかによくある色味で、すごくいい出来です。

 

そういうアイテムって「発色がいい=生地がいい」ことが大前提なので、だいたい高いんですよ。

 

安定のユニクロUパーカーで、この色味の良さ。

そんなアイテムが、4000円で買えるのかと。

 

雑にブラウンやベージュと合わせればキレイにまとまりますし、

とにかく品がいい+使いやすいのでおすすめです。

モックネックプルオーバー(長袖)

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E431335-000/00?colorCode=COL38

 

おすすめ度:B-

おすすめサイズ:?

 

事前人気No.1アイテム。

ダブルフェイス生地という、はんぺんみたいな質感の素材で作られたアイテムです。

 

これはすごく…難しかったですね。

身長や体型にもよると思うんですが、「低身長+肩幅広め」にはとくに難しかった。

 

というのも、なぜか他の服よりかなり大きめに作られています。

しかも、生地にかなり膨らみがあるため、さらに膨張して見える。

 

ようは、野暮ったく見えるんですね。

 

こういうシンプルなモックネックって、細身で身に沿うようなシルエットだからこそ、

スタイリッシュで美しく見えるんですよ。

 

だけど、暗色なのに膨張してるから…。

カッコつけようとして失敗したような、滑稽になりましたね。

 

細身の方なら上手く着こなせるかもですが、自分には合いませんでした。

ボトムス

セルビッジレギュラーフィットジーンズ ★

出展:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E433721-000/00?colorCode=COL69

 

おすすめ度:A

おすすめサイズ:ジャストサイズ

 

セルビッジデニムがついにUでも登場。

セルビッジというのは、ヴィンテージの織機で作る、特別なデニムのこと。

ゆっくりとしたテンションで織られるので、普通のデニムと比べて色ムラがあり、立体的なネイビーになるのが特徴です。

 

これすごいですよ。

そもそもシルエットがよくて、

前から見ると本当に真っすぐのストレートシルエットで、横から見るとテーパード。

前期のレギュラーフィットジーンズから、さらに曲線美に磨きがかかっており、履いた瞬間「おぉ…」と感嘆。

 

これだけでも素晴らしいんですが、13ozの厚みあるデニムに、

はっきりとわかるムラ感。ネイビーの濃淡。

 

これはまさに、セルビッジの為せる業だなと。

とにかくすごい。これはいいですよ。

 

自分は20SSで既にデニムを買ったので止めておきましたが、まだ濃紺のデニムを持っていない方は、間違いなく買うべきです。

良かった…。

おわりに

 

今期はデザイン的な美しさもありますが、とくに実用性に富んだラインナップでした。

ルック見て「カッコいいな…」だけでなく、きちんとリアルクローズとして成り立っている。

そのうえで、いろんな服装に合わせやすい、シンプルなものが多かったなと。

 

実際、ユニクロに求めてるのってこういうところですよね。

普遍的なアイテムを高品質で、手の届く価格でリリースしてくれる。

いい意味でユニクロらしいシーズンでした。

 

今回はコロナの影響もあり、あまり多くのアイテムは試着できませんでしたが

代わりに自分が勧めたいものを、よりフォーカスして紹介できたかなと思います。

 

また、買ったアイテムについては次回以降の記事で掘り下げる予定です。

着画もあわせてアップするので、ぜひ見に来てください。

 

お読みいただきありがとうございました✊