20SS古着おすすめ古着、程よくモードなチロリアンシャツ
先日、お世話になっているお店へ挨拶に寄ったときにみつけたアイテム。
あんまり買うつもりで出かけたわけではないんですが、一目ぼれで買ってしまいました。
本日はこの「チロリアンシャツ」について紹介します。
チロリアンシャツとは
まずチロリアンシャツとはなんぞや?という話なんですが、
オーラストラリアにあるチロル地方、というところのシャツです。
マテリアルは厚手のコットンリネン生地。
がっしりとしていて、北欧を思わせるナチュラルな質感です。
もともとチロル地方はアルプス山麗に囲まれた自然が豊かな場所でもあります。
そういうこともあって、花の刺繍なぞがあるわけです。
オモシロいのがボタン部分で、鹿の角から削りだしたボタンが施されています。
よく見ると一つ一つ、スジや形、模様などが違ったり。ちょっとオリジナリティ感じれる部分です。
花の刺繍と相まって、民族感ありますね。
ちなみに余談ですが、開襟シャツのもとにもなったアイテムなんだとか。
どこがどうなってそうなったのか…?原型皆無やけども…。
でですね、個人的に思っているのが、モードとカッコよさのバランスがいいなと。
これが買った一番の理由でもあるんですが、モードすぎると恰好良すぎるんですよね。
僕自身が、あんまりそういう格好が似合わない、顔であったり性格なので…。
花柄のウェスタンシャツなんかイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、合う人間が結構限られます。
とくに、僕に至っては低身長×顔×性格と、似合わない部分が3つもあります。似合わなさの境地。
今回のチロリアン。
そうした部分で、モードとリアルクローズとのバランスがいいなと思っていて
オーバーサイズの刺繍入りシャツって、結構モード系寄りというか、かっこいい寄りなアイテムだと思うんですね。
それこそ花柄のウェスタンシャツとか。
ただ、それでもアルプスにルーツがあって、厚手のリネンの粗野な生地感であったり
派手過ぎない花の刺繍であったり、鹿の角ボタンのナチュラルな風合いであったり
マテリアルが自然に近いから、カッコいんですが、かっこよすぎない。
このモードとリアルクローズのバランスが、チロリアンシャツの魅力かなと。
僕みたいにかっこいい服が合いにくい顔つきであっても、気負いせずに着れます。
「ベーシックウェアよりもう少し遊びたいんだけど、しっくりくる服がない…」そんな人にはぜひ、試していただきたいアイテムです。
サイズ感など
シルエットは、ボックスシルエット。
普通のシャツより、少し大きめのサイジング。
着たいサイズ感によりますが、いつものサイズを選ぶとゆったりめです。
僕のがなんでこんなに大きいのかというと、とくに大きいサイズを買ったからですね。
表記では48なので、日本サイズでいうとLくらいを買いました。
アイテムデータ:
着丈 83cm
肩幅 60cm
身幅 70cm
袖丈 56cm
グランパシャツみたいなオーバーサイズで、僕が着ると膝上くらいまで隠れます。
このサイジングが、フレアパンツやショーツによく合うんですよね。
最近のフレアパンツやショーツを使ったシルエットは2通りあって、
1つはヘソ下ショート丈に合わせる方法。
そしてもう一つは、ミディアム丈のアイテムと合わせる方法ですね。
今回のチロリアンシャツは後者です。
フレアパンツやショーツの足長効果を使って、
足が短く見えがちなミディアム丈とのバランスを取る…というシルエットですね。
これがまた新鮮なシルエットで、おもしろい。
余談になりますが、フレアパンツを持て余している方は「いつもより丈の短いor長いアイテム」を買うのがオススメです。
おわりに
というわけで、チロリアンシャツの紹介でした。
どこで売っているかなんですが、ヨーロッパ系や、トレンドを追っている古着屋さんに置いてあります。
リンクを貼れればよかったんですが、あいにくまだ売っているところが少ないようで…。
あとは、メルカリなどのフリマアプリであればいくつかありますね。
「チロリアンシャツ」で検索してもらえれば、似たようなシャツがいくつか出てくると思います。
良いアイテムなので、気になった方はぜひ、チェックしてみたください。
お読みいただきありがとうございました✊