2020SS

【ドクターマーチン以外もある】メンズにおすすめの2万以下で買える革靴3選



今回の内容

・買うなら2万付近の革靴がオススメ(最低限のクオリティが担保される)

・とくにオススメは「Kleman」と「KENFORD」がオススメ

・初めて買う人は絶対ミスるので、サイズ感に注意

なにかとあると便利なのが、革靴。

足元からコーディネートを引き締めてくれて、履くと背筋がシャンと伸びる感じがしますよね。

スニーカーとはまた違った、上品なカッコよさがあります。

最初こそ少し履きづらいですが、歩いていると馴染んでいき「足の形ピッタリのサイズ」になっていくのも魅力。

あんなに硬かった革が自分の足になじんでくれると、愛着も感じます。

ただ…

革靴、高すぎる。

上を見ればキリがなく、下を見ても1万円くらいします。

しかも1万円以下の革靴は足の馴染みが悪く、歩いていると靴ズレすることもしばしば。

老舗のブランドのような「ノウハウで安くできている」みたいなブランドでなければ、だいたい靴ズレします。

もし最初に買った一足が靴ズレしたら、最悪ですよね。

というか、僕はそれで靴擦れしており、普通に最悪でした。

今までの経験から、オススメの革靴の最低ラインはだいたい2万円。

このあたりから、「靴ズレしにくく、何年も使える…」というような、いわゆるコスパいい革靴がチラホラあります。

というわけで今回は、その2万円代で買えるコスパいい革靴を紹介したていきたいと思います。

Dr.Martin(ドクターマーチン)

まず、この価格帯で最も人気なのが、ドクターマーチンでしょう。

ぼてっとした丸いフォルムに、黄色いステッチ。

革靴でありながらカチッとしすぎないので、きれいめからカジュアルまで、幅広いファッションに使えるアイテムです。

Dr.Martin(ドクターマーチン)とは?

ドクターマーチンは、イギリスの革靴ブランド。1960年から続く、老舗のレザーシューズメーカーです。

もともとは医療用靴だったということもあり、丈夫さも折り紙付き。

使いやすさ・丈夫さ、どちらを取っても文句なしな一足です。

『革靴といえば』で上げられることも多いブランドで、人気も非常に高いです。迷ったらとりあえずオススメできるブランドですね。

しかも、楽天で買ったら安く買えます。

並行輸入品ですが、2万ちょっとで買えちゃうんですよね。

履き心地もデザインも良いですし、特にこだわりが無ければ、ぶっちゃけドクターマーチンが安定です。

ただ、その使いやすさゆえに浸透しきっているのも事実。冗談でなしに、街に出れば1日3回は見ます。それくらい被る。

出展:https://jp.drmartens.com/item/MEN_COORDINATE64_1461.html

もちろんクオリティはお墨付きなので、『被っても全然OK』という人にはかなりオススメです。

思考停止で『皆が履いてるんだから質がいい』というわけではないんですが、やっぱり人気なものには理由があるわけで。

みなさんが「とりあえずコレを買っておけば大丈夫」と言うのもわかるクオリティになっていますよ。

ただ『ドクターマーチンが欲しいけど、被りたくない!』という人もいるでしょう。

そういう方には、8ホールのタイプがオススメです

こちらは3ホールと比べるとパンク感が強いので、あまり履かれてません。

しかし、実はドクターマーチンはパンクカルチャーとの結び付きが強いブランドなので、なんならこちらのほうがドクターマーチンらしい。

歴史的に見れば、こちらのほうが正統派なんですね。

ファッション好きな人から見ると、8ホールを履いてると「わかってるね」という感じだそう。

『被りたくないけど、ドクターマーチンが履きたい』という人は、こちらがオススメですよ。

Dr.Martin(ドクターマーチン)のサイズ感は?

出展:https://jp.drmartens.com/category/COORDINATE_MEN/MEN_COORDINATE53_1460.html

革靴はもともとスニーカーより大きめに作られています。

加えて、足になじむように作られているので、キツキツで履いたほうが後でちょうど良くなるのです。

普段サイズで買ってしまうと、ブカブカで踵ぬけしてしまったり、変なシワが入ってしまったり、なんてこともしばしば。

自分も、普段はスニーカーを26cmで履いていますが、ドクターマーチンは25cmを履いています。

他ブランドにも詳細を書いていますが、革靴を買う際は「-1cm~-2cm」で買うのがオススメですよ。

また、Amazonや楽天であれば「返品・サイズ交換無料」なので、お手軽に試せるのも嬉しいポイント。

実店舗だと店員さんがいてゆっくり試着できないので、革靴はネットで買って、家でゆっくり試着するのがオススメです。

KLEMAN(クレマン)

お次のオススメブランドは「Kleman(クレマン)」です。

ドクターマーチンと同レベルのクオリティで、なおかつ被りにくい』というのが、KLEMAN。

黒一色のしっとりとしたレザーで、汎用性の抜群。

ただ、少し丸みのある木型で程よくカジュアル。畏まりすぎないデザインです。

いわゆる「キレイ目カジュアル」みたいなファッションが好きな方にはかなりおすすめですよ。

KLEMAN(クレマン)とは?

「KLEMAN」はフランスのレザーシューズブランド。こちらも1946年創業の老舗ブランドです。

実はクレマンは、もともとフランスの公用シューズメーカーなんですね。

国からの委託で革靴を作っていたので、安価にもかかわらずクオリティが非常に高いです。

2万円以下という値段帯ながら、なんと作りはメイドインフランス。

細部のステッチまでしっかりと縫われており、見た目はもちろんですが、長く使える丈夫さも持ち合わせています。

ラインナップも豊富で、カジュアルなチロリアンシューズから、ドレスなプレーントゥまで幅広い。

余談ですが、チロリアンシューズの「PADRE」は僕も愛用しています。買ってからもう4年になりますが、お気に入りの一足です。

ドクターマーチンほど被りもないので『被りたくない人けど、コスパいい靴が欲しい』という人にオススメですよ。

Kleman(クレマン)のサイズ感は?

Klemanのサイズ感は、「スニーカーサイズ -1.5cm」がオススメです。

もともと、フランス人の足に合わせて作られているので、やや大きめなんですね。

サイズJAPAN SIZE(目安)
3924.5-25.0cm
4025.5-26.0cm
4126.0-26.5cm
4227.0-27.5cm
4327.5-28.0cm
4428.0-28.5cm

日本とサイズ表記が違うので、難しい人は上記のサイズ表を参考にしてください。

普段 スニーカー26cm の僕で、サイズ39がジャストです。

こちらもAmazon・楽天ならサイズ交換・返品無料なのも嬉しいポイントですね。

KENDORD(ケンフォード)

最後に紹介したいのが「KENFORD」。

日本製のシューズメーカーなんですが、めっちゃコスパいいんですよね。

とくにローファーの出来がよく、『え、このクオリティで1万円台でいいの?』という革靴がゴロゴロあります。

最近リブランディングされたばかりであまり注目されていないので、かなり穴場ですよ。

KENDORD(ケンフォード)とは?

出典:https://www.regal.co.jp/features/detail/kenford/220617-kenford-fineshoesjp-open

KENDORDは国産の革靴ブランド「REGAL(リーガル)」の弟ブランド。

1986年にできたブランドで、REGALのコンセプト「丈夫で履き心地よく」を継承しつつ「さらにリーズナブルに」作られているブランドです。

老舗の国産ブランドというだけあって、1万円台の革靴の中では頭一つ抜けてクオリティが高いです。

作りが良いのに安いというのは、老舗ブランドの特権ですね。

特に、ずば抜けて革質がいい。

リーガルと同様の試験を突破したレザーが使われているので、価格は半分以上違いますが「2~3万円の革靴と同等のクオリティのレザー」を使用しています。

グレードに差こそあれ、粗悪な物は無いのが良いですね。

ちなみに、普通のドレスシューズも作り良いんですが、一番オススメなのはローファーです。

良いローファーって、最低でも「3万円~」が普通なので、この価格でこのクオリティのローファーが手に入っちゃうのは中々ないですね。

ブランドが押し出していることもあって、作りもかなり良いです。

ぶっちゃけ普通のデザインならドクターマーチンやKlemanが良いので、KENFORDは特にローファー探している人にオススメです。

KENFORD(ケンフォード)のサイズ感は?

こちらも、「スニーカーサイズ -1.5cm」がオススメです。

KENFORDは日本人に合うように、わざとかなり幅広で作られています。

なので『他ブランドは26cmで履けたから、26cmでいいだろ!』と買うと、ブカブカになります。

僕はこれで一回ミスっており、根性で履ける思って履いたら、流血しました。

とくに、ローファーで失敗するとヒモで縛れないので悲惨です。皆さんは気を付けてください…。

こちらもAmazon・楽天で取り扱いがあるので、試着する場合はネットがオススメ。

店舗もわりとあるので、近くにお店がある人は見に行ってみてもいいかもしれません。