2020SS

フックベルト、じゃないほう?1万以下で買える、トリーレザーのシンプルベルト!

アウター・トップス・パンツなど、「メインの服」に対しておざなりになりがちなのが、「小物」

あまり目立たないし、小さいのにメッチャ高かったりするので、ついつい後回しにしがちです。

 

しかし考えてみると、そういった小物こそ、一番使っているかもしれません。

服は、ビジネスならスーツ、普段ならカジュアルウェア、みたいに使い分けられてます。

しかしベルトなどは、ビジネスでも普段でも、いつでも使いますもんね。

 

そうなると、『毎日使うものだし、せっかくなら良い物が欲しいかも』なんて思い始めるのが、服好きのサガ。

そうですねえ、上品なのに丈夫で、スーツの間からチラッと見せても、タックインで全部見せてもカッコいいようなベルト…。

 

そんなものはないかなあ…?

 

 

あった…(茶番)

そういうわけで紹介するのが、トリーレザーのベルト。

手が出しやすい値段で、かつクオリティも高い。

これはなかなか、いいベルトですよ。

トリーレザーとは?

 

出展:https://www.jeans-neshi.com/importkan/tory/tory-22145-2146.html

 

わりかし有名なので、ご存知のかたも多いかも。

トリーレザーはアメリカにあるレザーのブランドです。

もともとは馬具メーカーで、そのノウハウを生かしてベルトやバックルを制作されています。

made in USAにこだわった製品は、そのクオリティの高さから、多くのセレクトショップでも取り扱れており、『ベルトといえば』で連想される方も多いかも。

定番アイテムともいえるのが、このフックベルト。

数年前に有名なファッションユーチューバーの方が紹介して、一気に人気が爆発しました。

 

ブランドの定番素材『ブライドルレザー』を使ったボディに、真鍮のフック。

見た目のインパクトもさることながら、トレンドのワイドパンツなどとの相性も良く、一気に浸透しましたね…。

 

ただ、今回紹介するのは、こちらではなく

 

 

普通のバックルタイプ。

フックタイプの影に隠れがちなんですが、こちらもいいモデルなんです。

 

TORY LEATHER BRIDLE LEATHER ROUND RAISED BELT

 

このベルトの魅力を一言でいうと、「素材からくる質の良さ」ですね。

 

まずは「ベルトの顔」と言っていいほど重要な、バックル。

この真鍮の美しさは、さすが馬具メーカーというところ。

 

この、深く、鈍いツヤ。これこそやはり、真鍮だけの魅力ですね。

晴れの日は陽光を含んで、また言葉にできない独特のツヤを出すんですよ。

 

シルバーやゴールドのスパッとしたツヤもいいんですが、真鍮には真鍮にしか出せない質感があります。

トリーレザーはその「真鍮の質感」を最大限に活かしたようなバックルです…。

丈夫でありながら上品さのあるブライドルレザー

 

そして、ブランドの定番素材である「ブライドルレザー」。

作るときに何度も「ロウ」を塗りこむという特殊加工をしており、分厚くて鈍いツヤがあるのが特徴です。

この加工、使えば使うほど素晴らしさがわかるんですが、

 

繊維が引き締まっているのでとても頑丈でありながら、レザーのしっとりとしたツヤもあるんですね。

この「機能性」と「美しさ」の両立が素晴らしい。

 

しかも、にもかかわらず、

使っているとロウが落ちてしなやかになる…という、成長の過程も楽しめちゃう。(経年変化というやつですね)

 

丈夫で、美しくて、しかも長く使えて、使うほど愛着がわいていく…。

皆さんおっしゃっていますが、やはりトリーレザーのベルトはいいですね。

 

少しづつしなやかになっていくベルトを見ていると、ついつい嬉しくて、ことあるごとに触っちゃったり…。(猥褻に見えるので外では控えていますが)

 

小さなベルトですが、その分こだわりがぎゅっと濃縮されているというわけです。

 

絶妙すぎるベルト幅

 

そして最後に、絶対語っておきたいのがこの『ベルト幅』。

個人的な話になりますが、ココが最も大事な部分です。

 

一般的なベルト幅というのは、3㎝が主流です。

国内ブランドやセレクトショップの物も、だいたい全部3cmが多いです。

 

しかし、実はこの3㎝こそ、低身長にはいちばんのワナ。

 

というのも、ベルトというのは海外から来たものです。

なので、基本的に170↑の外国人をベースに作られています。

 

高身長がつけるベルトを、そのまま低身長が使うと…。

どうしても、アンバランスになってしまうんですよね…(ガチヘコみ)

 

このせいで、モデルがつけてるとカッコいいのに、自分が付けると『あれ?』となってしまうわけです。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

みにーまん(@165cm_mini)がシェアした投稿

 

さて、前置きが長くなりましたが、その点でほんとうに素晴らしいのがこのベルトなんですよ。

 

よく見るとベルト幅2.5cmで「ほんのすこしだけ」細くできている。

 

この「ほんのすこし」が本当に重要で、

太いと『カジュアル・アメカジ』という印象が前に出てしまうんですが、かといって細すぎると「パンク・女性的」といった別の印象が出てしまうんですね。

 

この2.5mmって、まさにその間を攻めた、絶妙な塩梅なんですよね。

服との親和性も高く、いつの時代にも左右されない。低身長のベーシックサイズです。

 

フックタイプもいいんですが、やはりこのベルト幅が、個人的には外せない。

やっと見つけた、という感じの一品でした。

 

サイズ感・着こなし

最後にサイズ感と着こなしについて。

サイズ感

 

この投稿をInstagramで見る

 

みにーまん(@165cm_mini)がシェアした投稿

165cm53kg で 30inch着用

アイテムデータ

・全長 93cm

・幅  2.5cm

普段のパンツは27~30inchを履いています。

 

ベルトのサイズ感として、4つ目のホールに入れるとちょうどいいぐらい。

僕と同じくらいのサイズ感の人は、30inchで安定です。

着こなし

なんでも合います。

つまらない答えになりますが、ベーシックなので本当になんでも合うんですよね。

 

トラッド・ストリート、なんならモードにでも使えます。

さらに、ビジネスでもカジュアルでも使えますし、本当に万能なベルトです。

『とりあえず一本あるといいですよ』というやつですね。

 

こういうシンプルなベルトって、実は探すとなかなかないもの。僕も、探すのに結構苦労しました。

 

もうすぐ春も始まりますし、まだ持ってないという人は、無くなる前にベルト候補に入れてみてはどうでしょうか!

 

お読みいただきありがとうございました✊