2020SS おすすめ古着 vol.3『CHAPSのツータックチノパンツ』
ファッションといえば、アウターやトップスに目が行きがちですが、やっぱり欠かせないのが『パンツ』。
それほど目立たないから後回しになりがちだけど、実はパンツ一つで、ファッションは大きく変わります。
世のオシャレさんは、パンツからコーデを組むって人も結構いるそうな。
縁の下の力持ちということですね。
というわけで、今回は古着のパンツ。
古着史上、もっとも使いやすいパンツの紹介です。
CHAPS ツータックチノ
こちら、先日買った、チャプスのツータックチノパンツ。
白ベージュの色味と、ゆったりと太いシルエットがとっても魅力的…。
CHAPSとは
CHAPSとは、1978年にできたラルフローレンのカジュアルラインです。
当時は20~40代をターゲットにした、若いデザインが人気だったそうな。
ただ、色々あってラルフローレンから離脱、今は消滅したブランドです。
古着屋でしか見つからないちょっぴりレアブランド、みたいな感じですね。
基本のデザインはラルフローレンと同じ、アメリカントラディショナルです。
トップス選ばぬグッドシルエット
では、さっそく…。
まず、このパンツの良さを語るうえで欠かせないのが、このシルエット。
ずど~ん、とゆったり太いストレートシルエット。
わりかしテーパードが強く見えますが、履いてみるとストレートに近いです。
このシルエットがね、かなりボリュームあるので、シルエットのメリハリが作りやすいんですよ…。
画像みたく、ちょっとゆるいスウェットでAラインシルエットや、あるいはオーバーコートを合わせてゆるめのIラインシルエットに。
また、タックのおかげで、ウエスト周りはスッキリ。
かなり太いんですが、全く野暮ったくない。
太くてボリューミーだけど、野暮ったくないワイドパンツ。
言わずもがな、あったら便利なやつ、という感じです。週2くらいで使ってますね。
くたっとした独特の生地感
そしてもう一つ語りたいのが、「生地の良さ」。
これがね…いいんですよ。
白いんですが、よくみるとグレーと薄ベージュを混ぜたような色味。
しかも、コットンだけど、使い込まれてくたっとした生地感なんですよね。
よ~く見ると、洗いざらしのようなシワがあります。
この質感が、本当に絶妙で…。
一般的に白パンってムズいがちです。
コンサバというか、カッチリしすぎて、全体がアンバランスになるんですよね。
『トレンド!』と言われますが、いまいち流行っていないのは、そういう理由もあると思います。
チャプスはそこのバランスがすごくよくて…。
白でありながら、シワ感や絶妙な色味のおかげで、カッチリしすぎてない。
履いたらわかるんですが、白パンなのにすごく使いやすいんですよ。
おかげで、古着はもちろん、色んな服に合わせやすい。
グレーのカレッジスウェットや、m-65コートなどのシティボーイ系はもちろん、ベージュのシャツやらトレンチやら、トラッドにも合わせやすい。
特にカレッジスウェットなど、アメトラとかなり親和性が高いので、かなり合います。
これはもう、ほんとに使ってますね。
シルエット・生地感あわせて、とっても使いやすいパンツなので、春に向けてパンツ探している人におすすめです。
サイズ感・きこなし
サイズ感
165cm 53kg W30×L30 着用
サイズ選びについてですが、僕と同じくらいならw30がいいです。
僕はw32inch しかなかったのでそれを買いましたが、w30inchがオススメです。
そんなに形は変わりませんし、ジャストサイズのほうが、形がきれいに出ますし。
レングスも、L30サイズがおすすめ。
素で10分丈、ロールアップしてアンクル丈です。
わりかし長めにできているので、L30安定です。
着こなし
アメトラの歴史を汲むなら、やはりカレッジスウェットやVネックニットなどで合わせるのがいいですね。
トップスのサイズを大きめにすると、今らしく着れます。
ただ、別にアメトラに縛られる必要はなく、オープンカラーシャツと合わせても、お手軽きれいめコーデに。
かなり使いやすいパンツなので、雑に使ってもOKです。
おわりに
チノパンって、いいですよね。カジュアルさと上品さのマリアージュといいますか…。
最近は服がトラッドによっていることもあり、よく履いてます。
今まで普通のチノパンって避けてきたんですが、履いたらやっぱり便利でしたね。
いや、特に避ける理由はなかったんですが。いずれ買おうと思って、ずっとそのままという。
こんなんなら、べつに早く買っとけばよかったかも。
ちなみに、売っている場所については古着屋やネットで探すと、たくさん売っています。
色違いもたくさん。
値段差もあまりないので、コンディションが良い物をディグるのもいいかもですね。
お読みいただきありがとうございました✊