517だけじゃない!さらに70sなフレアパンツ、levi’s646!
70s感バシバシ、履くだけで雰囲気が出ちゃう優れもの。
今回はこいつの良さを語っていこうかな…と!
トレンドを体現したような1着
この646、まさに70sを象徴するような一着です。
簡単にいうと、517をさらにフレアさせたのが、646。
517と違って、一目で「フレア履いてる!」ってわかる、強力なフレア具合。
どんなファッションに組み込んでも、すぐにトレンド感を出せるのがいいところです。
そもそもなぜ70sがトレンドなのか?
646の良さを語るにあたって、欠かせないことがあります。
それは、なんでそもそも70sが流行ってるのかということ!
646の魅力は、70sの流行にこそあるのです。
フレアパンツブームの要因の一つに「ヒッピーカルチャーリバイバル」があります。
この頃SDGsっていって、みんなが「地球を大事に」ってしてるじゃないですか。
ファッション業界も、その影響を受けているのです。
そこで、『じゃあ、地球にやさしいファッションをしよう』と、注目されてるのが「ヒッピーファッション」。
ヒッピーっていうのは、「過激派自由エコ集団」みたいな人たちのこと。
ビーガンやジェンダーレスの先駆けで、60~70年代のヤンキーみたいな存在です。
一つだけあるルール(信念)は、自由であること。
自由と解放を信念に、フリードラッグ・男女平等・反戦、環境保護…などなど、いろんなことをしていたそうです。
そして、今のファッション業界では『彼らの考えは今にぴったりなので、ファッションをリバイバルしよう』という流れがあるんですね。
言われてみれば、大麻解禁、反戦、SDGs…、思い当たる節がありますし。
だから、ヒッピーの定番アイテムである「タイダイ柄のトップスやフレアパンツ」が流行した、というわけです。
そして、そんなヒッピーに、中でも特に好まれたのが、リーバイスの646。
太ももから裾にかけて強くフレアしたシルエットが、「性差に囚われない自由の象徴」として、すこられました。
ヒッピーといえば646(か684)…というくらい、定番だったんですね。
だから~~~、履くだけでヒッピー感(≒トレンド感)が出るというわけ。
裾で広がった強いフレアが、お手軽にトレンド感を出してくれるので、『最近マンネリだな~』って時に、こういうのが一本あるといいですよ。
そうはいってもフレアが強すぎる
しかしまあ、そうはいっても!
『こんなフレア強いのは、ちょっと…』という人も、多いと思います。
実際、70年代からタイムスリップしてきた、って感じですからね。
僕も最初はめっちゃ抵抗ありました。
なので。
一番初めに買うなら、517やスタプレをオススメします。
(『646が欲しい!』と決まっているのであればそれでいいと思いますが。)
というのも、やっぱりフレアが強いと使いづらいんですね。
合わせ方が決まっているならまだしも、なんとなくで買っちゃうと、一生たんすから出てこないこともあります。
なので最初は、フレアが強くなくて使いやすい、517やスタプレがオススメです。
そこから、『もう一本フレアパンツが欲しいな』って思ったら646に行きましょう!
サイズ感・着こなし
165㎝53㎏で、W30×L32 inch(レングス3㎝裾上げ)。
ウエストサイズは、ジャスト~+2インチくらいがオススメです!
僕は28が無かったので、2インチ上げました…。
レングスは、お好みで。
個人的には、「椅子に座った時に、くるぶしが半分隠れるくらい」がベストだと思います。
これも30がベストでしたが、無かったので32を裾上げしました(;-;)
きこなしは、アースカラーで色合わせしたり、70sのアイテムで合わせるのがオススメ。
さっき書いたとおり、646はちょっと扱いが難しいです。
というのも、「フレアが強いとそこだけ浮く」んですよね。
なので、できるだけ周りと馴染ませる必要があるんです。
着る時は、同系色やアースカラーでまとめて、色にまとまりを出すといいかなと。
全体にまとまりを出しつつ、いい具合にトレンド感だけ残せます。
色合いはアースカラーを意識。
m-65の2ndに合わせて、反戦ヒッピーっぽくしてます。
ただ、これだけだとおじさん感があるので、m990v4とウォッチキャップでストリート風にしときました。
また、ヒッピーのアイテムと合わせるのもオススメです。
チマヨ柄のベストや、フリンジジャケットなど、民族的なアイテムでまとまりを出すのもグッド。
これはまんま、70’sにタイムスリップした感じになります。
攻めたファッションですが、今の雰囲気なら、アリです。
おわりに
以上、646でした。
お手軽にトレンド感出せるのでおすすめです。
ガッツリフレアなパンツは抵抗あるかもしれませんが、履いてみたら案外良かったりします。
僕も今では、こんくらいフレアしてないと物足りなかったり。
フレアパンツは浸透してきた感じあるし、1本くらいこういうのがあってもいいんじゃないかな~と、思います!
おしまい!
お読みいただきありがとうございました✊
おまけ 646のディティールを見ていこう
僕が買ったものの、ディティールを見るコーナーです。
あられもない姿にしてやろうかな、へへへのへと…。
ヒゲはひかえめ。
画像はないんですが、ハチノスもあんまり入ってませんでした。
アイスブルーに近いこともあって、かなり洗濯されてそう。
しかし、この水色感も、個人的にはすこなんだな…。
オレンジタブ。
スモールe。
†安価製品の証†です。
別に珍しいものではないんですが、なんとなく好きなんですよね、オレンジタブ。
子供っぽいというか、若者らしさがあって好きです。
すぱっと入った、縦の色落ち。
なんぞやこれは…。
聞くところによると、昔はフレアパンツにセンタークリースを入れて着たそうです。
なのでつまるところ、アイロン跡ですね。
何じゃこりゃって感じでしたが、そう聞くと…なんだかいいかも…。
今また、あえてセンタークリースを入れて着ても、新鮮でいいかもしれませんね。
ボタンフライの裏。見えにくいですが、番号は563。
ちょこっと錆びてるのが、あ^~いいっすねぇ^~…。
タグを見たところ、80年ピッタリに作られたものだそうです。
ちょうど、3桁になり始めた年。特に意味はありませんが…。
こんなもんでしょうか。
リーバイスはディティールがたくさんあっていいですね。
みんなも、気になったらみてみてね~~~