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2019AW

“コスパ最強フレアパンツ” ラングラーの定番『ランチャードレスジーンズ』!

変化するパンツトレンド界隈。

ここまでスキニー、テーパードスリム、ワイドと来て、ちょっと休憩。

日本人の体型と相性がいいこともあって、現在はワイドパンツが最主流になりました。

まあ、もともと袴とか履いてたわけですし、そりゃ人気にもなる。

自分もだいたい週5くらいでワイドパンツ履いてます。

しかし、それだけ浸透すると、変わっていくのがトレンドというもの。

いわゆる「早い」と言われる人たちは、すでに新しいパンツを模索しています。

そして、そんな中でも最も注目されているのが「フレアパンツ」。

「裾に向かって広がっていく」という特異なシルエットは、まさに今までのテーパードの対局。

リバイバルやカウンターカルチャーが強いファッション界隈と相性がいいこともあり、かなり注目されています。


たしかに、一昨年ごろからジワジワと浸透してきて、街で見る回数も増えたな~という印象。

今回は、自分も買って一年経ったので、

フレアパンツの中でも「これはわかりやすくて使いやすい」というパンツを、いま一度おすすめしようかなと。

Wrangler(ラングラー) ランチャードレスジーンズ

【WRANGLER】WRANCHER DRESS JEANS

Size:30inch

Color:Black

Price:\6,930-

今回紹介するのは、Wrangler(ラングラー)のランチャードレスジーンズ。

フレアパンツの中でも、恐らく最も人気があるモデル。

中には『10年間コレしか履いてない』という人もいる、すごいフレアパンツです。

Wrangler(ラングラー)とは?

出展:https://wrangler-jeans.jp/

ラングラーは、Lee(リー)やLevi’s(リーバイス)と並ぶ3大デニムブランドの一つ。

知ってる方も多いかもですが、実は1947年より続く超老舗ブランドです。

またカウボーイの歴史と密接で、1983年にはカウボーイ協会の公式ジーンズにも採用されたりと、正真正銘のカウボーイブランド。

そしてそんなラングラーの定番モデルが、

この「ランチャードレスジーンズ」。

『フレアパンツといえば、コレで間違いない』ってくらいの、大定番です。

ラングラーランチャードレスジーンズ

なんといってもこのパンツの魅力は、スソに向かってスラっと伸びる美しいシルエット。

形の良さは言わずもがな、素材感と相まって、かなりキレイなシルエットです。

僕はアンクルパンツでも10分丈になるような短足ですが、それでもスタイルよく見える。不思議。

このようなキレイなシルエットを担っているのが、下部のフレア。

スソがわずかに広がって「シューカット」と呼ばれる程よいフレアシルエットになっています。

フレアパンツはもともと、足の境界線を無くすことができるので、足が長く見えやすいです。

しかし一方で、ベルボトムと呼ばれるような強すぎるフレアはかなり難易度が高く、

スソがブワッと広がっちゃって「いかにもオシャレしてます!」という作為的な雰囲気が出やすい。

(だからこそ、フレアパンツを履きなれてない方には646のようなパンツはおすすめしまていません。)

フレアパンツに対してとくに苦手意識がある方は、その「作為的な感じ」をイメージすることが多いのでは。

ただ、ラングラーのフレアは、あくまで「ほんのちょっぴり」。

フレアしてるか?してないか?という絶妙な境界線を突いた、シルエットになっています。

おかげで足が長く見えながらも、「オシャレしてますよ!」と言った作為的な感じがでない。

要はいいとこどりのシルエットなんですね。

だからこそ、パッと見たときの印象が良く、純粋に『キレイなシルエットだな…』と感じれるというわけです。

そして、ラングラーの良さを構成しているもう一つの要素が、マテリアル。

ポリエステルツイルと呼ばれる素材で、

ポリエステル100%なんですが、ジャージのようなシャカシャカ感は無く、高密度のコットンのような風合い。

光沢のある質感で、歩くとヒラっとしたドレープがでるのが特徴です。

あほそうな歩き方になっちゃった

これがまた良い質感で、フォーマル過ぎず、かといってカジュアルすぎないんですよね。

ランチャードレスジーンズは、もともとカウボーイのパーティを想定して作られていました。(そう思うと、超ロングセラーアイテムですね)

ウエスタンブーツに合うスラックスを、ということで産まれたのがランチャードレスジーンズ。

パーティーを想定して作ったということあって、場の雰囲気に合うよう、生地感が少しキレイめになっているんですが、

しかし、かといって上品すぎず、あくまで「小ぎれい」くらいの生地感になっています。

このバランス感がすごくいい。

ツヤはあるんですが、フォーマルスラックスのような贅沢なツヤではなく、あくまでサラっとした自然なツヤ。

「ほんの少しフォーマル」くらいだからこそ、モード・カジュアル・トラッドなど幅広くコーデを組むことができるようになっています。

バランスの取れた生地感と、計算されたシルエット。だからこそ誰が履いてもスタイルよく見える。

再評価されているのも頷ける名作です。

フレアパンツの良さも感じやすいですし、かつ使いやすいので、おすすめです。

ラングラーランチャードレスジーンズのサイズ感

165㎝53㎏で 30inch着用。

注意なのですが、1~2サイズ上げて買ったほうがいいです。

というのも、フレアパンツはシルエットの特性から、太ももが細めにできています。

自分のような日本人体型がジャストサイズで履いてしまうと、足がパツパツになってしまうんですね…。

自分も28inchがジャストなので、30inchを購入しました。(股上も30の方が1㎝長かったので、足も長く見えますし)

サイズを上げてもシルエットには影響しないので、「フレアシルエットが崩れないかな…」という心配はなし!

とりあえずサイズは1~2サイズ上げるのがおすすめです!

おわりに

履いてきて一年、やっぱりおすすめだな~ということで紹介しました。

ちなみに、着こなしについてですが

「ショート丈トップス」か「ミディアム丈トップス」と合わせるのがおすすめです。

(ミディアム丈というのは、膝上15~20㎝くらいのことです)

足が長く見えますし、新鮮なシルエットを楽しめます。

フレアパンツもだいぶ浸透しました。

ここまで浸透してくると、そろそろデザイナーズで探す「お気に入りの一本」みたいなのも欲しくなりますよね。

ただ、未だに「モード感のあるアイテム」というイメージが強く、いかんせん数が少ない…。

(個人的にはカジュアルでもかなり合わせやすいと思っているのですが)

需要も多いですし、他ブランドさんでも作ればいいのにな~と思うんですけどね。

いつになるかはわかりませんが、

もうちょっと市場に出回って、「これぞ!」というのがあればまた紹介しますね。

それまではやっぱり、ラングラーがコスパ最強かな、という感じ。

というわけで、今回はおしまい。

お読みいただきありがとうございました!