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ついに出会えた!今期最高峰の一着、PHIPPSのパンゴリンスウェットシャツ!

miniman

 

PHIPPS パンゴリンスウェット

 

PHIPPS 2019SS のスウェット。

可愛いクソデカプリント・半端ないスウェットです。

 

PHIPPSとは

出典:https://www.matchesfashion.com/jp/mens/designers/phipps

フィップスは2018AWからスタートしたパリのブランドです。

デザイナーはマークジェイコブスドリスヴァンノッテンでメンズデザインを担当してたスペンサー・フィップスさん。

 

彼は自然が大好きで、コレクションに使われるものはコットンから塗料まで、全部オーガニック。

流通方法まで拘っていて、トラックや船がきちんと環境配慮してるか(無駄にco2出してないか)までチェックしている徹底ぶり。

 

コンセプトも「環境に配慮した、持続可能な物作り」。

環境に配慮した物作りによって、僕たちの消費の文化を変える。(今は環境に配慮してなさすぎ)そしてそれが、結果として我々の生活の向上に繋がる…。

という考えの元、服作りをされています。

 

もちろん、オーガニック原料を使おうが使わまいが、服の見た目は変わりません。
しかし、こういった徹底したこだわりが服に「迫力」を与えてくれるんですね。

「神は細部に宿る」というやつです。コムデギャルソンなんかもそうですが、何かを徹底してるところは、服に反映されるということです!

 

結果として2019LVMH(ヴィトンのM-1みたいなやつ)で優秀賞も受賞していますし!

名実ともに優れたブランドというわけ!!!

 

今回のスウェット

というわけで、見ていきましょう今回のスウェット。

デザイン元

実は、フィップスさんが自然と同じくらい好きなのが「アメリカのワークウェア」。
今回のスウェットも「モノクロス」というアメリカのワークスポーツのユニフォームから着想を得ています。

出典:https://www.asoview.com/item/activity/pln3000004860/

確かにちょっと似てる。

 

全体的にデカいシルエットですが、アームホールが特にデカいので、相対的に身幅がちっちゃく見えます。

独特のシルエットがとってもグー✊

 

クソデカプリント

 

一番目立ってるのがこのプリント!

真ん中にプリントされてるのは絶滅危惧種のパンゴリンです。

木に登ってますが、見た目はアルマジロみたいな生き物です。

 

このパンゴリン、アルマジロみたいで可愛いんですが、「鱗が綺麗+漢方薬の材料になる」ということで闇市で取引されまくり。

なんと7㎏5000万円で売られるそうです。

当然、そんなに高かったら密漁されまくるので、即・絶滅危惧種に!

 

フィップスではそんなパンゴリンを守ろう!ということで、スウェットに大々的にプリント。

腕にはパンゴリンの特徴や生態について書かれています。

 

やはりPHIPPSの特徴は、その環境意識の高さ。

原料などもそうですが、プリント一つとっても、自然が好きなフィップス氏の強い思いが感じられます。

僕は環境保護主義ではないですが、服に込められた強い思いには感化させられます。

こういう「人に伝わるほど強い思い」のこもった服は、やっぱりいい服です💞

 

パンゴリンのウロコをイメージした縫製

 

プリントの話でチラ見えしましたが、この縫製。

すごい

パンゴリンのウロコをイメージして、2,3枚の生地をつなぎ合わせて縫われています。

 

しかもこれ、上から縫い付けるんじゃなくて、わざわざ生地を切り抜いてくっつけているんです!

切り抜きの作業が増えるのでメッチャ手間なんですが、シルエットを崩さないように、わざわざそうしてあるんですね。

 

普通だったら上から縫い付けると思うんですが(安く済むし)、PHIPPSは人に気づかれないような部分でも、絶対に手を抜かない。

おかげでシルエットも綺麗ですし、着ていると「格好いいな」と感じます。

 

まさに「神は細部に宿る」。

これこそ、一流が一流たる所以なのかなと!!!

 

着たらこんな感じ

 

ということで、解説終わり!

実際に着た感じを見せます!服は着てなんぼですからね!

 

前から見るとこんな感じ

横から見るとこんな感じ

さっき書いたとおり、「腕デカめ・身幅細め」のパワフルシルエットです。

横から見ると腕がドーン!!!となってるおり、たいへんダイナミック。

 

バランスがすごく絶妙で、ギリギリ野暮ったくないような計算されたシルエット!

ヘビーオンスですが重くなく、着心地も良いので、メチャクチャいいです。

 

着るときはこれにkangolのキャップ被って、ちょいアイビーっぽく。

アイビーでは本来は細長いハンチングが好まれるんですが、kangolのほうが今っぽく着れるかなと。

 

お値段

 

以上、フィップスのスウェットシャツでした!!!

気になるお値段なんですが、コチラお値段

 

定価4万円!

 

ドリスヴァンノッテンを担当していて、LVMH優秀賞のデザイナーの服であれば、安いかな…と思えるくらいの価格です。

 

…が!!!

 

こちらは実は2019SSの商品!

今はセールにかかっていて…お値段…!

 

1万円!

 

アアアアアアアアアヤススギィ!!!!!!!!!!

 

コスパ最高!!!

おわり!

 

おわりに

 

というわけで、フィップスのスウェットシャツについてでした。

フィップスの良さについて少しでも伝わってればいいなと思います!

 

さんざん環境問題について話しましたが、デザイナーさんは「服は見た目」とも仰ってます。

サスティナブルっていうのはあくまで追加の要素で、「気に入った服がたまたまサスティナブルだったら、いいよね」ということです。

 

マーカウェアの石川さんも言ってましたが「健康にいい食べ物は素晴らしいけど、美味くなきゃ毎日食わない」。

やっぱり服はあくまでも着るもの。拘りは大事ですが、格好良さ・可愛さあっての物ですよね。

 

そういう点でも、PHIPPSの服はデザインと拘りが両立されていて、本当に凄いなあと思います。

 

というわけで、今回の紹介は終わり!

このスウェット最高!気になったらみんなも見てみてね~~~🌟

 

お読みいただきありがとうございました✊

ABOUT ME
tenchi
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スニーカー店長
20代後半 l 3年目のスニーカーショップ店長 l 年間30足以上のスニーカーを購入 l スニーカーのサイズ感を発信
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