2019SS

【WALSH】voyagerのサイズ感・感想!今だから欲しいトラッドなスニーカー

 

突然なんですが、トラディショナルって…何でしょう?

 

クラシックなおもむきであること?

トラッドな服装に似合うこと?

保守的であること…?

そもそもアメリカントラッドなのか、ブリティッシュトラッドなのか…。

いつからいつまでの物がトラッドなのか…?

 

そもそもスニーカーをトラッドと言っていいのか…?

 

 

答えは出てきません…。

もっと言えば、答えは人によって変わるのではないでしょうか。

 

 

でもね…。

これだけはわかる。

 

今から紹介するこのスニーカーは間違いなく「トラディショナル」だって事が😎

 

 

WALSHとは

 

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walshはイギリスのスポーツシューズメーカーです。

 

デザインから製作まですべてイギリスで行っている本当のMADE IN ENGLAND。

10~15人ほどの職人さんが、小さな工場で丁寧に丁寧に製作されているブランドです。

 

設立したのは1961年で、なんと1世紀以上も続く老舗ブランド。

 

創立者であるノーマン・ウォルシュ氏は生粋のスニーカー職人で、驚くことに14歳からスニーカーづくりに携わっているプロフェッショナル。

才気あふれたクラフターさんで、なんと17歳のころにはイギリス選手団のオリンピックシューズの製造も担当しています。

 

凄すぎる…。

ちなみに僕が17歳の頃は毎日ダーク・ファルスを撃退し、惑星の平和を守っていました。

 

そしてそのまま時は経ち、ノーマン・ウォルシュ氏は1961年にNorman Walsh Footwearを設立。

今ではWALSHという名前で親しまれ、英国を代表するスポーツシューズメーカーとなっています。

 

世界的にはまだ有名ではありませんが、イギリスではメジャーなスニーカーブランド。

日本国内でもチラホラ取扱店が増えてきており、もしかするとこれから流行るかも…?

 

 

WALSH VOYARGERのサイズ感

 

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激渋フェイス

 

今回僕が購入したのは、ウォルシュの80年代カタログから復刻したリバイバルモデル、voyager(ボヤ―ジャー)です。

 

買ったサイズは26.5㎝。

ニューバランス・VANS・CONVERSEなどと同じく横幅が狭いため、0.5cmアップして購入するのがオススメです

ニューバランス等をお持ちの方は、そのサイズ感で購入するといいと思います。

 

カラーはグレー。

黒が混じったようなエレガントなダークグレーに、一目惚れして購入しました。

 

 

ディティール

 

作りは非常にクラシカル。

ハイテクソールもなければボリューム感もありません。

 

近未来的な要素は皆無ですが…それがまたアジ🐡

隅から隅までクラシック、見ているだけでロンドンの街並みが浮かび上がるような、昔ながら見た目がエエノデスワ…。

 

まず、一番特徴的なのはこの部分。

 

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アイレット(靴の穴)が2個しかありません。

その代わりに靴ひもを通す穴が樹脂製のD缶になっています。

 

靴ひもが入れやすいので、結びなおすときもイージーです。

昔のスニーカーに見られるようなディティールのようで、現代のシューズでは中々お目にかかれません。

 

この昔ながらのおもむきがまた、オタクの心をくすぐる。

 

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靴底はギザギザでサメの歯みたい?

vibram社製のウレタンソールを使用しています。

 

大根おろしみたいな見た目ですが、このギザギザがしっかりと地面をとらえてくれるので、歩いた時に力を入れる必要がなく、すごく歩きやすい。

 

靴自体もとても軽く、インソールもふかふかなので長時間歩いても疲れません

 

さすが、オリンピックシューズを作っていただけあります。

すごく履きやすくて一回履くとクセになるので、リピーターも多いんだとか。

 

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サイドにはウォルシュの看板マークである「フラッシュ」がデザインされています。

ニューバランスでいう「N」マークみたいなもんですね。

 

個性的ではありますが、ニューバランスほど目立たないのでコーデにしっかりと馴染んでくれます。

 

もし、ニューバランスがコーディネートの「ハズし」だとしたら、ウォルシュはその逆の「締め」といったところでしょうか。

デニムなどと合わせても、どこか品のある風に仕上がります。

 

「ちょっとピシっとしたいけど、革靴って気分じゃない…」という時に役立ってくれる1足です。

 

どちらもそれぞれ違った良さがあるスニーカーなので、持っておくと色々な恰好が楽しめます✌

 

着こなし

 

クセの少ないスニーカーなので本当になんにでも合います。

スラックス、ワークパンツ、スキニー、デニム、ジャージ…なんでもござれ。

 

ストリート系とも相性がいいですし、テーラードのようなクラシックな装いにも合います。

本当に使い勝手のいいスニーカーです

 

ちなみに、僕はMARKAWAREのハリントンジャケットと合わせる予定で買いました。

お互いルーツはイギリスにあるので、なんとなくピッタリかなと。

 

でも、買ったら途端に暑くなってきて、MARKAWAREのジャケット着れないんですよね…。

なんで?😡

 

 

ちなみに小ネタなんですが、

 

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箱に入ってる包み紙は英国の新聞紙を模しています。

一面にウォルシュの歴史が書かれていて、真ん中にはオリンピックで使用された際の写真が載っています。

 

こういうさりげないところまで演出を欠かさない所がまたいい…。

 

ウォルシュ、オタク心が…わかっているようやな。

 

最後に

 

今回はイギリス発のトラッドスニーカー、walsh(ウォルシュ)のご紹介でした。

 

ニューバランスと履き心地を比べたりしようかな〜と思っていたんですが、どっちも歩きやすくてあんまり比べる部分もありませんでした。

m990v4がガッチリホールドしてくれるのに対して、こちらはふんわり包み込むような感触です。

 

どちらもソールフワフワでめちゃくちゃ歩きやすいので、買う際は見た目がお好きな方をどうぞ☺️

 

 

また、上位モデルのトルネードもオススメ。

少しお値段が上がりますが、履き口、ソール、アッパー、全てを英国産の素材で統一した、最高の英国製スニーカーです。

見た目、履き心地、作り、すべてが最高級の逸品ですので、人と変わった物が履きたい、という方にはぜひ!

 

お読みいただきありがとうございました👏