【WALSH】voyagerのサイズ感・感想!今だから欲しいトラッドなスニーカー
突然なんですが、トラディショナルって…何でしょう?
クラシックなおもむきであること?
トラッドな服装に似合うこと?
保守的であること…?
そもそもアメリカントラッドなのか、ブリティッシュトラッドなのか…。
いつからいつまでの物がトラッドなのか…?
そもそもスニーカーをトラッドと言っていいのか…?
答えは出てきません…。
もっと言えば、答えは人によって変わるのではないでしょうか。
でもね…。
これだけはわかる。
今から紹介するこのスニーカーは間違いなく「トラディショナル」だって事が😎
WALSHとは
walshはイギリスのスポーツシューズメーカーです。
デザインから製作まですべてイギリスで行っている本当のMADE IN ENGLAND。
10~15人ほどの職人さんが、小さな工場で丁寧に丁寧に製作されているブランドです。
設立したのは1961年で、なんと1世紀以上も続く老舗ブランド。
創立者であるノーマン・ウォルシュ氏は生粋のスニーカー職人で、驚くことに14歳からスニーカーづくりに携わっているプロフェッショナル。
才気あふれたクラフターさんで、なんと17歳のころにはイギリス選手団のオリンピックシューズの製造も担当しています。
凄すぎる…。
ちなみに僕が17歳の頃は毎日ダーク・ファルスを撃退し、惑星の平和を守っていました。
そしてそのまま時は経ち、ノーマン・ウォルシュ氏は1961年にNorman Walsh Footwearを設立。
今ではWALSHという名前で親しまれ、英国を代表するスポーツシューズメーカーとなっています。
世界的にはまだ有名ではありませんが、イギリスではメジャーなスニーカーブランド。
日本国内でもチラホラ取扱店が増えてきており、もしかするとこれから流行るかも…?
WALSH VOYARGERのサイズ感
激渋フェイス
今回僕が購入したのは、ウォルシュの80年代カタログから復刻したリバイバルモデル、voyager(ボヤ―ジャー)です。
買ったサイズは26.5㎝。
ニューバランス・VANS・CONVERSEなどと同じく横幅が狭いため、0.5cmアップして購入するのがオススメです。
ニューバランス等をお持ちの方は、そのサイズ感で購入するといいと思います。
カラーはグレー。
黒が混じったようなエレガントなダークグレーに、一目惚れして購入しました。
ディティール
作りは非常にクラシカル。
ハイテクソールもなければボリューム感もありません。
近未来的な要素は皆無ですが…それがまたアジ🐡
隅から隅までクラシック、見ているだけでロンドンの街並みが浮かび上がるような、昔ながら見た目がエエノデスワ…。
まず、一番特徴的なのはこの部分。
アイレット(靴の穴)が2個しかありません。
その代わりに靴ひもを通す穴が樹脂製のD缶になっています。
靴ひもが入れやすいので、結びなおすときもイージーです。
昔のスニーカーに見られるようなディティールのようで、現代のシューズでは中々お目にかかれません。
この昔ながらのおもむきがまた、オタクの心をくすぐる。
靴底はギザギザでサメの歯みたい?
vibram社製のウレタンソールを使用しています。
大根おろしみたいな見た目ですが、このギザギザがしっかりと地面をとらえてくれるので、歩いた時に力を入れる必要がなく、すごく歩きやすい。
靴自体もとても軽く、インソールもふかふかなので長時間歩いても疲れません。
さすが、オリンピックシューズを作っていただけあります。
すごく履きやすくて一回履くとクセになるので、リピーターも多いんだとか。
サイドにはウォルシュの看板マークである「フラッシュ」がデザインされています。
ニューバランスでいう「N」マークみたいなもんですね。
個性的ではありますが、ニューバランスほど目立たないのでコーデにしっかりと馴染んでくれます。
もし、ニューバランスがコーディネートの「ハズし」だとしたら、ウォルシュはその逆の「締め」といったところでしょうか。
デニムなどと合わせても、どこか品のある風に仕上がります。
「ちょっとピシっとしたいけど、革靴って気分じゃない…」という時に役立ってくれる1足です。
どちらもそれぞれ違った良さがあるスニーカーなので、持っておくと色々な恰好が楽しめます✌
着こなし
クセの少ないスニーカーなので本当になんにでも合います。
スラックス、ワークパンツ、スキニー、デニム、ジャージ…なんでもござれ。
ストリート系とも相性がいいですし、テーラードのようなクラシックな装いにも合います。
本当に使い勝手のいいスニーカーです。
ちなみに、僕はMARKAWAREのハリントンジャケットと合わせる予定で買いました。
お互いルーツはイギリスにあるので、なんとなくピッタリかなと。
でも、買ったら途端に暑くなってきて、MARKAWAREのジャケット着れないんですよね…。
なんで?😡
ちなみに小ネタなんですが、
箱に入ってる包み紙は英国の新聞紙を模しています。
一面にウォルシュの歴史が書かれていて、真ん中にはオリンピックで使用された際の写真が載っています。
こういうさりげないところまで演出を欠かさない所がまたいい…。
ウォルシュ、オタク心が…わかっているようやな。
最後に
今回はイギリス発のトラッドスニーカー、walsh(ウォルシュ)のご紹介でした。
ニューバランスと履き心地を比べたりしようかな〜と思っていたんですが、どっちも歩きやすくてあんまり比べる部分もありませんでした。
m990v4がガッチリホールドしてくれるのに対して、こちらはふんわり包み込むような感触です。
どちらもソールフワフワでめちゃくちゃ歩きやすいので、買う際は見た目がお好きな方をどうぞ☺️
また、上位モデルのトルネードもオススメ。
少しお値段が上がりますが、履き口、ソール、アッパー、全てを英国産の素材で統一した、最高の英国製スニーカーです。
見た目、履き心地、作り、すべてが最高級の逸品ですので、人と変わった物が履きたい、という方にはぜひ!
お読みいただきありがとうございました👏