【サイズ感は?】GILDANのコスパ最高スウェットをレビュー
最近はコロナの影響もあり、ドメスティックブランドは価格が上がっています。
(逆に、ファクトリーブランドと呼ばれる工場主体のブランドは、あまり変わってないですが)
さらに、最近は2次流通も見据えたプロダクトが主流になっており、
コストを上げて何年も着れる服を作る(=リセールバリューが下がりづらいモノ)が主になってきました。
コストが上がれば、価格も上がる。
去年はニットが3万円で買えたブランドでも、4~5万円に値上がりしていり。
もちろん、服のクオリティが上がっていくのはいいことですし、2次流通も見据えることは何も間違ってはいません。
「ワンシーズンで終わり」なんて業界よりよっぽど健康的ですし、買う人も増えると思います。
しかし、服好きからすると厳しい状況。
コーディネートを楽しむために何着も買いたいのに「必死に働いて…やっとニット一着…おわり。」なんてことも多いわけです。
文句が言いたいわけでは決してないんですが、もう少し服、欲しいですよね…。
なので。
今回は、そんな問題を解決してくれる「安くて使える」服を紹介しようかなと。
全部ドメブラっていうのは難しいですが、一部ドメブラなら、わりといろんな格好も楽しめます。
GILDAN(ギルダン) ヘビーブレンド
「安くて使える」と言ったときに、一番最初に紹介したいのはコチラ。
Heavy Blend 8.0oz Crewneck SweatshirtGILDANの「ヘビーブレンドスウェット」です。
豊富なカラーバリエーションと「1600円」という価格崩壊級のプライス。
作りのチープさはなく、ホテルのバスタオルのように、厚みのあるふっくらとした質感。
やっぱこれは紹介しとかないとですよね。
Size:M (165cm 53kg)
Color:DC(ダークチョコレート)
Price:~1,700 yen
なにがおすすめかというと、
シンプルにシルエットがいいんですよね。
「少しゆったり」くらいサイズ感で、身幅は広いんですが、着丈が短め。
生地のもたつきがなくスッキリとしているので、着られてる感もない。
まさに、現在のベーシックシルエットになっています。
1984年とかにできたブランドなんですけど、なぜだか、服の間合い取り方がが絶妙。
肩も少し落ちたドロップショルダーで、「今っぽい」。
わりと低価格帯で老舗のスウェット…となると、ピチっと体に張り付くような武骨なモノが多いんですが、
ギルダンは『ほんとに昔からあったの?』ってくらいモダンなシルエットになってます。
生地も厚手の生地を使っているため、しっかり丸みのあるシルエット。
いい出来です。
メーカー系のブランドってムズかしいアイテムが多いんですが、たまにこういうクリティカルなアイテムがあるのでオモシロい。
この価格帯で、このシルエット・質感のスウェットってと本当にないんですよ。
5000円くらいだせばまた変わってくるんですが、「2000円以下」となると難易度は急上昇します。
この価格帯って切りつめて作ってるので、どうしても生地が選べなくて…
量産できないところだと「これTシャツ…?」ってくらいペラペラ生地なものも結構あります。
もちろんペラペラ=チープな印象に繋がりやすいので、いくら安くてシルエットが良くても、ペラペラなスウェットは自分はあまりおすすめしていません。
その中でギルダンは、本当によくやっているなと。
ドロップショルダー、身幅ひろめ着丈短めのモダンなシルエット、そしてこの厚手でふんわりとした生地感。
安いのにスウェットに求める要件を、きちんと満たしてくれています。
コスパでスウェットを考えるなら、これ以上はなかなかないよなぁ…という感じ。
安い・シルエット良い・質感いい、と三拍子そろったアイテムなので、おすすめです。
ただ、一つ注意点があります。
それが、「耐久性」。脆いわけではないんですが、丈夫ではないです。
コットンポリエステルの素材なんですが、素材の特性上、何回も連続して洗濯していると毛玉になってしまうんですね。
なので、スウェットではあるんですが、わりと丁寧めに扱う必要があります。
といってもまあ、神経質にならなくてもOKです。
イメージとしては「ニット」を扱う感じ。あまり頻繁には洗わず、洗う時は裏返してネットに入れる…みたいな感じですね。
こんくらいで気を付けていれば、あんまり毛玉にはなりません。
自分ももう1年半ほど着ていますが、わりとキレイですし。
余談ですが、この価格帯って耐久性ほんとに難しいんですよね…。
「ふっくらしたスウェット」ならGUとかも、わりと大量生産でいい感じなんですが、どうしても耐久性に難があって…。
手放しではおすすめできないなぁ…、と。
自分はあまりGUのアイテムは紹介しませんが、まあそういう理由です。
ギルダンはその部分、及第点レベルにできているので、今回紹介しました。
丈夫とまではいきませんが、きちんとケアすれば長く使えるので、おすすめです。
ギルダン ヘビーブレンドスウェットのサイズ感
165㎝ 53kg で Mサイズ着用。
・ジャストで着たい = いつものサイズ
・ゆったりめに着たい = ワンサイズアップ
・オーバーサイズで着たい = ツーサイズアップ
オススメは「ワンサイズアップ」ですね。
シルエットに少しゆとりがでるので、今っぽい「少しゆるめ」のサイジングで着ることができます。
オーバーサイズブームが終わって、少しずつシルエットがコンパクトに戻ってきています。
いつの時代でも安定して着れる「少しゆるめ」のサイズが最初はオススメですね。
(お手頃なので、2,3着買う場合はツーサイズアップもオススメです)
おわりに
以上、ギルダンの紹介でした。
最近はありがたいことにブログ感想を頂けることも多く、とても嬉しい気持ちで書いています。
そういった中で話を聞いていると、やっぱりこういう「定番で使いやすいアイテム」が求められているようで。
もちろんデザイナーズは素晴らしく、本当に素晴らしい…。
ただ、やっぱりこういう状況ですし、あまり高い買い物がでいないというのもあるのかもしれません。
そういうわけで、せっかく機会なので、今回は「定番で使えるアイテム」を今一度、紹介しようかなというわけでした。
もし、みなさんもいいアイテムがあれば、コメントなりDMなりで、ぜひ教えてください!
みんなで情報共有しましょう。
というわけで今回はおしまい。
お読みいただきありがとうございました✊