モードなのにナード? キココスタディノフ×アシックスのGEL sokat infinity2
今回は、新しく購入したスニーカー。
「ASICS×Kiko Kostadinov」のシューズの紹介です。
『ASICS KikoKostadinov GEL sokat infinity2』
Size :26.5cm
(NewBlanceなど、普段26.5cm着用)
Color :Black
モードとナードのバランス。
「カッコよすぎない」が魅力の、ブラックスニーカーです。
ASICS×Kiko Kostadinov
最初に、簡単にキココスタディノフと、コラボについて。
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キココスタディノフは、
カッティングに拘った独特のシルエットや、機能的なディティールが特徴のブランド。
自分が作った服をいつも着ていることでも有名で、最終的には「自分が着たい服」を軸に作られています。
わかりやすいイメージとしては、あまりゴテゴテしてない、ミニマルなモードブランドですね。
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そして、アシックス×キココスタディノフは2018年よりスタートしたコラボレーションライン。
既存のアシックスを、より独創的にアップデートしています。
kikoの理念の一つである「機能性」にも注力されており、最新のハイテクソールを使用しているのも特徴。
アシックスのハイエンドラインみたいなイメージですね。
今回紹介する「GEL sokat infinity 2」は、その第六弾。
去年発売されたアイテムです。
GEL sokat infinity 2
ベースボールスパイクをベースにした、ハイカットスニーカーです。
「暗色+運動靴」
立体的なパーツ使いでモードなんですが、どことなく野暮ったさもある…。
アンバランスさが魅力の一足です。
まずはディティールから。
ミッドソールには「360度フルレングスヴィジブルGEL」を使用しています。
は…?名前が長すぎる…。
これは何かというと、アシックスのハイブリッドモデルに使われるオハコ素材です。
歩くとゲルがグニっとヘコみ、ソールが沈み込むので、履き心地がとても良い。
個人的にはハイラインのニューバランスっぽい歩き心地です。
お次は、長めのシュータン(つま先)。
ボディはベースボールですが、つま先はレスリングシューズから着想を得ています。
ボディはボテッとしているんですが、つま先はヌルっと伸びており、
このミニマルさとアンバランスさが、GELsokat infinity2の魅力に繋がっています。
ナードとモードの共存
ゲルソケット2の魅力としては、モードなのにナードであるところ、かなと。
モードって難しいんですよね。
(ここでいうモードはファッションの最先端という意味でなく、黒を基調としたシックなファッションのことです)
どうしても黒色がベースになるのと、デザインの関係で「カッコよく」なりやすい。
闇とか、あるいはスタイリッシュ、反社会的といったような、気の抜けないイメージになりやすいです。
ここで、雰囲気が服についていけばいいんですが、
どうしても、服の雰囲気に負けている状態、いわゆる「服に着られている」になりやすいんですね。
gelsokatの魅力は、黒なのに、気の許せるナードさがあるところ。
暗色と、立体的なパネルやパーツのシックな佇まい。
しかしボテッとしたボディや、サイドパネル、などナードさも伏せ持っている。
意図的にアンバランスにすることで、
洗練されているんですが、洗練されすぎていない。
きちんとインポートブランドとしての品格や、モードさがありながら、
ナードな雰囲気を持ち合わせているところがGELsokatの魅力ですね。
あと、完全に個人的な趣向ですが、フレアパンツとの相性がとてもいいんですよね。
イメージビジュアルでもあったんですが、
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大変おさまりがいい。
フレアから流れるようにシュータンに向かっていくので、足元がすごく滑らかに見える。
足長効果もありますし、なにより美しい。
パンツ多様化の流れから、フレアパンツを履く機会も増えてきていますが、
未だに「フレアに合う靴」は手探り状態。
そんな中で、ゲルソケットは模範解答の一つになってくれる一足かなと。
フレアパンツ、何を合わせようかな~、とお悩みの方に、ぜひおすすめです。
おわりに
ゲルソケット2は2年前のモデルですが、わりと2次流通が多いです。
偽物もないので、某フリマアプリやネットのリサイクルショップで探せば見つかるかなと。
だいたい2万弱出せば全部買えるので、キコ×アシックス、掘ってみるのも楽しいかもしれません。
ぜひ、ディグってみてください⛏
お読みいただきありがとうございました✊