使いやすいフレアデニムパンツといえば。Levi’s517ブーツカットデニム
もはやネクストトレンドとして、定着しつつあるフレアパンツ。
世界的トレンドである70sのリバイバルと、扱いやすさと相まって、ますます着ている人が増えています。
ただ、流行っているとはいっても、まだモードの流れが強いような印象。
基本的にはスラックスタイプが主流で、いわゆる「カッコいい服」と合わせらることが多いです。
なので、人によっては、ちょっと敬遠しがちな存在かと思いますが…。
★俯瞰図
ただ、そんなフレアパンツ界隈の中でも、比較的デイリーユースに向いているのがこのlevis517。
今回はこの517についての紹介です。
Levi’s orangetab『517 bootcut denim』
さて、levis517ですが、モードというよりは、501などの普通のデニムの延長線上にあるようなアイテムです。
『もう本当にシンプルなデニムですよ』という佇まいで、いたってシンプル。
生地が特殊ということもありませんし、ディティールも普通のデニムと変わりません。
しかし、それがいい。
さっきも書いた通り、一般的なフレアというのはツヤのあるスラックスタイプであったり、裾にジッパーがついたような、デザイン性の高いものがほとんどです。
その結果、合う服がモードに偏って、結果モードなイメージになっているという…(それでも、ラングラーなどは使いやすい部類ですが)
そういった点で、517はデイリーユースに使いやすいかなと。
スラックスのようなツヤもありませんし、デザインもシンプル。
まさにデニムの延長線上にあるような、というか『普通のデニムじゃん』という雰囲気なんですね。
フレアも穏やかめです。
スソ広がりはあるんですが、おだやかな広がり方です。
遠目にみて「フレアしてるかな?」くらいの控えめなフレア。
主流のフレアパンツっていうのは2種類あって、
646や684のように、「もうとんでもなくフレアしているタイプ」。
そして
「少し広がってるかな?くらいのタイプ」。
いわゆるブーツカットと言われるようなシルエット。(517もこちらに属します)
この2種類です。
どっちが使いやすいかというと、もちろん後者です。
646や684のような「とんでもなくフレアしているタイプ」はコーデがパッチリ合わさったときは本当に美しいんですが、
シルエットがもう、とんでもないので、バランスをとるのが難しいんですね。
対してセミフレアタイプは、主張が少ないのでバランスがとりやすい。
しかも、ストレートに近い形なので、『I・Yラインのシルエットが簡単に作れる=合わせやすい』というわけです。
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とくに、ヘソ下くらいのショート丈や、膝上くらいのミディアム丈のアイテムと、バランスがとりやすいですね。
このミディアム丈って、ワイドやスキニーとは合わせるのが難しい丈でもあります。
そういう意味で、フレアはワードローブの補完としても優秀かなと。
「買ったはいいけど、丈感が難しくて着てないなあ…。」というようなアイテムは、フレアパンツをはくだけで意外と使えるようになったりします。
そういうわけで、比較的デイリーユースに使いやすく、合わせやすい。
『フレアパンツって自分には合わなさそうだしなあ…』と思っている人にこそ、履いてほしいパンツです。
517、よきですよ…。
ちなみに、新品でも
古着でも売ってます。
お好きなほうを買うのがよろしかろう。
おわりに
最後に、サイズ感と個人的なきこなしについて。
なにかのときの参考にどうぞ。
サイズ
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165㎝ 53㎏ で W29×L32 着用
アイテムデータ:
股上 25
股下 83 くらい
股上はちょうどいいくらい。
股下は長いです。絶対長い。
これしかなかったとは言え、低身長でL32は勇みすぎました。
皆さんはL30を買うことをオススメします。
サイズ感でいえば、だいたいラングラーと同じ感覚でしょうか。
僕の同じくらいの身長の方は、W28~30×L30がオススメです。
着こなし
普通のデニムみたいに使うと、だいたい上手くまとまります。
501履くような気分で、きれいめのニットとか、スウェット、シャツ…。
なんでもいけますね。
今っぽく着るなら、まるっこい着丈短めのニットと合わせて、きれいめカジュアルぽく。
あるいは、チェック柄のシャツと合わせて、『ザ・アメカジ』みたいにするのも面白い。
ラングラーと同じで着こなしの幅が多いので、いろいろと試してみるのも楽しいですよ。
というわけで、今回はおしまいです。
お読みいただきありがとうございました✊